アクセス解析 売春婦の日常たるもの、こうでなくては。


売春婦の日常たるもの、こうでなくては。
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2003年08月10日(日)
 『 サヨナラ アイシテル 』



 永遠の別れのような気がしてならなかった。
空港での、別れ。搭乗口に足を運ぶ「彼」。
朝ご飯を共にして、この三日間いっしょに居たふたり。

「お仕事がんばってね♪
 病院通いがんばりまぁす。治療費は自分で何とかするよ!」

まだまだ、自立した大人にはなれないかもしれないけれど、他人にお金を貰ってまで
自分の病気を治したいとは思わないから。
私は、私の身体をたたき売ってでも、自分の稼いだお金で、
治療したいと思う。

本当は、貴方の腕を掴んで、
「もう何処にもいかないで、死んでしまいそう」
可愛い子どもみたいに駄々をこねたかった。
でこが死んでしまって、私はどんどん年を取って、独りになってしまう気がした。

 ↑トーヒョーボタソデース。御酢も押さぬもご勝手に。
ダメなんだ。これが私だから。
貴方の前では偽れない。


愛猫・でこの身体は、明日、灰になる。
菊の花束と、蓮の花と、一緒に。
でこの身体が、いよいよ、土に帰ってしまう。
でこの相棒、白猫のしおは、悪夢を見ているかのように唸り、
でこの入っているダンボールの上へ、何度も昇る。

今夜は、眠れそうにない。


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