昨日の真夏日がウソのような肌寒い1日。
近頃、本選びに怠惰な私の、久しぶり読書日記。 『四日間の奇跡(浅倉卓弥)』。最近流行りの手書きPOP戦略に乗せられて買ってしまったものの、しっくり来ず。 たぶん、女性の描かれ方にリアルさが無いから、だと思う。会話の語尾とか、そういう些細なところが。 『パイロットフィッシュ(大崎善生)』。これも、「売れている」という情報に頼って買ってしまった一冊。 後半、七つの海が登場して、初めて物語が豊かに。なるほどね。 『ウエハースの椅子(江國香織)』。久しぶりに読む江國香織。晴れていても、雨の匂い。ぼんやりしたまま読み終わる。 『バッテリー(あさのあつこ)』。夏休み小説ならぬ、春休み小説。中途半端が悲しくて、やがて眩しい、そんな季節。 『五年の梅(乙川優三郎)』。途中、すっかり周五郎を読んでるつもりになってしまうのは、いつものこと。 そう言われることを作家はどう感じるのかしら。 ともあれ、綺麗過ぎる嫌いもあるけれど、読後感が美しく静謐なのも、いつものこと。
最近、物欲が爆発したまま止まりません。数ヶ月前の冬眠状態が嘘のようです。 引越しで大金(当社比)ハタいたのをキッカケに、どんぶり勘定に拍車がかかって、きゃんとすとっぷ。 今夜も21時前に会社を出られたのをいいことに、ふらふらとデパートに吸い寄せられて、 ジャケットと、シュウウエムラの特別キットを衝動買いですよ。 気がつけば、今年3着目のスタンドカラージャケット。もうちっと、バリエーション考えろよー!
そんな私なので、今夜の「ぷっ」すまで、1回戦から自腹12万円のクサナギさんに、妙に親近感を覚えるのでありました。 って、相手は億万長者だってば。
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