やがて楽しき

日々つれづれ、ときどきSMAP。


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やがて楽しき
2003年12月16日(火) 透明な闇のような


ゆうべからカウンターがすんごい回転数を見せておりまして、
それは間違いなくSMAP×SMAP・特別編 SMAP03→04ゆえであると推察されるというのに、
ろくそっぽ感想らしきものも書いておらず、なんだか、ちっちゃくなってしまう私です。
でも、ごめんなさい、今日も感想とも言えない、というか、カンペキ独り言なんですなー。

今回、なによりも感じたのは、やっぱり中居くんが一番怖い、と云うことで。
たとえば、冒頭のナカツヨトークで、
彼は、クサナギツヨシを労う中居くん、を演じる中居くん、を演じていたし、
クサナギツヨシが自分からは言い出さない昔話をわざわざ持ち出す中居くん、を演じる中居くん、を演じていたし、
もしかしたら、さらに「を演じる」が続くのかもしれない。
ただ、それはどんどん「本当」から遠ざかっていくのか、または「裏の裏は表」なのか?というと、
そうそう単純なことでもないよう気がする。
つまり、そう、どこかにフイッと「本当」が顔を出しては、すぐに首を引っ込めるような。

だいたい、クサナギツヨシが中居くん言うところのMr.二番手だった頃、
一番キツイ言葉を投げつけていたのは、中居くんだったわけで。
でも、当時も「を演じる」の匂いは感じられて、ちょっと深い闇を見るような気がする時もあって、
でも、だからこそ、私は中居くんをのことを嫌いにはならなかったんだと思う。
そして、そんな中居くんの言葉を驚くほど淡々と真っ直ぐに受け止めている、
そんなクサナギツヨシだから、彼のことが好きだったんだと思う。

長い時間が経って、クサナギツヨシも「…売れた」「そうかな?」になって、
トイレで鉢合わせするだけで気まずかったはずなのに、わざわざ2人で杯を交わすようになり、
それから、「を演じる」のスタートが負か正かの違いはあるにしても。
やっぱり、根っこのところは2人とも昔と変わっていなくて、
それは、ちょっと胸にチクンときたりもするのだけれど、決してイヤな光景ではないのだな。

そう思ったら、私もクサナギさんと一緒にゴクンと何かを飲み込んだような、そんな気分になりました。





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