やがて楽しき

日々つれづれ、ときどきSMAP。


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やがて楽しき
2003年10月27日(月) うつりにけりな。


■久しぶりに読書日記。っていうか、読書メモ。

『カンバセイション・ピース (保坂和志)』
そう云えば、学生だった頃の私は、ぽっと頭に浮かんだ考えを捏ねくり回すのが好きだったような気がする。
それは捏ねくり回して考えたところで一文の得にもならないようなことばっかりで、
うーん、たとえば、そうだなー、ぱっと思い出せないのだけれど。
そう、今ここに居る私は、10年前のある朝、家を出る瞬間に右足から踏み出したという事実によって存在していて、
もしも、あの朝、左足から踏み出していたとしたら、全く違う私がここではない何処かにいるのだろう、とか。
まぁ、そんな類のことですな。で、仕事をするようになると段々そんなことをボンヤリ考える時間もなくなっていったわけで。
この本の主人公は、まるでその頃の私のようです。もちろん、私はこんなに頭良さげには考えられなかったけれど、
でも、なんだか懐かしい思考回路に出会ったような気がしました。それと、畳の部屋に布団を敷いて寝たいなぁとも。

『仏教が好き!(河合隼雄×中沢新一)』
これは読みかけ。無宗教な私なだけに、余計に興味深い対談集なんですが、
女性原理のくだりを読んでいたところで『萩家の三姉妹』を観たもんだから、
なんだかあまりにタイムリーな感じでお腹いっぱいになっちゃってですねー。ってことで、中断中。

『余寒の雪 (宇江佐真理)』
久しぶりに時代物短編集を。
江戸時代の「おっかけ」を題材にした『あさきゆめみし』が、やがて可笑しき。

■でもって、立ち読み日記。っていうか、立ち読みメモ。

チョナンシが載っているという女性自身をめくったけれど、一向に見つからない。
と思ったら、私が手に取っていたのは週刊女性でした。ちぇっ、紛らわしいんだよー (八つ当たり)。
モノクロページだけれど、モノクロだからこそ綺麗な写真。モノクロで綺麗に写る人が私は誰よりも羨ましい。
白いシャツの背中は確かにそそられる。確かに数ヶ月前のクサナギツヨシの背中とは明らかに違う。
でも買わなかったんだなー。アイドル誌には、ちーとも、何とも、抵抗を感じなくなった私だけれど、
なーんか、女性週刊誌には手が出せないんだなー。無意味な自意識過剰なのは分かってるんだけどなー。

月刊・ザ テレビジョン・お気楽大好き!。
マイナス要素は日焼けサロンのせいでお肌にぷつぷつが出来たことくらいで、
今のクサナギツヨシは本当に手応えのある日々を送っているようだ。
とにかく、なんだか、すごく良いコトがいっぱい書いてあったような気がする。
"気がする"というのは、良いコトがいっぱい書いてあるんだから買っちゃおうよー、という私と、
でもまた1頁のために投資するのぉ?少しは倹約してみようよー、という私がせめぎ合っていたからで、
とりあえず今日は買わないけど、後で買うかもしれないので、内容は忘れておこう、と。
むー、まどろっこしい今日の私。

ツヨクが可愛いポポロは、ゴロちゃんのページも綺麗だったので買っちゃおうかなー、
と思いつつ、とりあえず保留して帰ってきました。
むー、なんだか決断力のない今日の私。

■私的日記。っていうか、メモリアル。
企業に属して仕事をするということは、企業の論理において正しい道を探しながら仕事をするということだ。
それは、きっと、その状況下において正しいことだ。感傷的になっていたって道は見つからないのだから。
でも、時々、ちょっとセンチメンタルにもなるものなんですよ。ねぇ、クサナギさん(って呼びかけてみたかっただけ)。
でも、それは、まだ私が企業の繭に守られているから言えることなんだろな。

そんな日でした。今日は。

ってことで、チラリとスマスマ見てから寝ます。





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