やがて楽しき

日々つれづれ、ときどきSMAP。


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やがて楽しき
2003年09月28日(日) くノ一参上。


『カンバセイション・ピース(保坂和志)』を持ち歩いて、一体何週間になるのだろ?
最近、電車の中では寝てばかりなので、ようやっと3分の2まで読み進んだところ。
まったくもって、2003年は読書量激減の年になりそうよ。
明日には無限カノンの二部と三部も発売されちゃうのにぃ。

今日は私にしては真面目に (と言っても昼過ぎからだけど) ちょっとお勉強事なんぞしていたのだけれど、
窓辺はポカポカ暖かく、B.G.MのボサノバやAnn Sallyが心地好く
(と書くと何だか美しいけれど、現実は必殺・見えないフリ必須の我が居室。来週こそ掃除だ掃除)、
そうしたら、買ったまま読んでいなかった『デッドエンドの思い出 (よしもとばなな)』が急に気になりまして。
勉強して、短編1本読んで、勉強して、また1本読んで…と繰り返しながら、最後まで読み終えてしまいました。
すんごく大雑把に言うと、"傷ついた魂の夏休みとその終わり或いは始まり"もしくは"心の中に眠る宝物"という、
過去の作品でもしばしば出会ったモチーフが多く、
そして、やっぱり出会う男の子はみな透明で優しく、特に目新しさはありません。
が、単純な人生は実は同時に宇宙的なものでもあるのだということや、
他の誰かにとっては何でもない一瞬の光景が自分にとっては幸せの象徴になりうるのだ、ということを
あらためて語りかけてもらうような、そんな感じ。
著者は表題作がお好きなようですが、私は『幽霊の家』が好きかな。
それから、『「おかあさーん!」』の中盤でべそべそ泣きました (涙腺弱いのね)。

さて、今週後半はとくばんのSMAPのど自慢・ディレクターズカットの
『マンナム』を歌いながら涙目になってるクサナギツヨシさん(当時28歳)や、
いいとも増刊号で、グー確率80%だけど、
"たたいてかぶってジャンケンポンKING"のクサナギツヨシさん(現在29歳)を拝見したわけですが、
ほんとにねぇ、29歳なんだよね。
グーばっかり出してるVTRを見て、「これはダメだな…」と低音で呟いてるのは無駄に大人っぽかったですけども。

や、世間的には今さらな話題なのでしょうが、月刊・ザ テレビジョンをやっと読みまして。
常日頃から魔物には気をつけようと思ってるのに、油断するとコレだからなぁ。
だって、バク転できなくてファンにさんざん心配かけた原因が、
槍ヶ岳下山途中の「オレは忍者だぁ!」「忍法、壁越え!岩越え!」ですってよ。
それはねぇ、「事件」じゃなくて、自業自得って云うんです、クサナギさん。
なのに、ゴロちゃんをおいてけぼりにして「もののけ姫みたいな感じで」岩場をびょんびょん跳ねていく、
そんなクサナギツヨシをうっかり想像してしまう自分が悔しい。ふんっ。
しかも、山荘の夜が怖くて、荒井さんと一緒に寝てもらったり、トイレについてきてもらったり、
それを「けっこう僕って可愛いとこあるでしょ」たぁ、29歳男子がよく言うわ!
…って、ファンに突っ込ませたいと思ってるんだろうなぁ、と思うと悔しい。ちぇっ。
ま、映画の役作りのために、日焼けと筋肉増強、キライなこと2つに励まなければならないなんて、
女優さんも大変ですよね。いや、もっとも、女優さんなら「忍法壁越え!」はやらないと思うけども。

…ちくしょう、可愛いなぁ。ちぇっ。



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