どうしようかなーと思いつつ、「世界に一つだけの花」の意味−SMAPが教えてくれたこと(小野登志郎)を読みました。 や、つまりは、SMAPの名を冠した本にお金を出すことに対して抵抗があるヘソ曲がりでして (雑誌には見境なく投資してるくせに!)。 でも、下手なSMAP記号論なんかよりも、ずっと面白かったですよ。 なによりも、スマさんと同年代の男の子が一気に書き上げました!って勢いがあって、 『日本の最終兵器』には、おいおい(笑)と思ったけれど、 『そして、世界中の人々から「ぬるい!」と言われてきてくれ! そして、それでもなお、「でも、必要なんだよ!」と言い返してきてほしい。』 には、思わず顔が緩んでしまいました。 でも、同年代の男の子だからこそなのか、中間管理職2人については掴み切れていないような気がするなぁ。 長男2人と末っ子については、すごく掴んでいるような気がするのだけど。 それって、私がゴロツヨ好きだから、そう思うだけなのかしらん。 でも、私の記憶の中で、クサナギツヨシのことを(たとえ多分な注釈付きであっても)、 『色気がある』 と評した男の人は初めてのような気がします。
さて、今日はもちろんSma STATION!-2を録画予約して出掛けたのに、 何故か失敗しておりました。23時過ぎに帰ってきて良かったわ。なんかねぇ、イヤな予感がしたのよ。 この前のATP受賞式しかり、最近、手動で予約すると大抵失敗するんですわ。
そんなわけで、慌ててテレビを点けたら、いきなり韓国の物真似チョナンシが映ってビックリしました。 そして、次に映った本物チョナンシにもっとビックリしました。
…薄い。
や、分量じゃなくてですね、色素が。 ライティングのせいなのでしょうか、昨日のいいともでは、程よく見えたはずの茶眉が。 ライブの後、シャワーを浴びて、そのまま自然乾燥したと思しき、もわもわの茶髪が。
でも、ベージュのスーツ、ストライプのシャツに水色とパープルのレジメンタルタイで、 椅子の上にチョコンと座ってる(慎吾くんは床に足が着いてるのに、彼は着かないんだねー) クサナギさんは可愛らしかったです。 そして、その出で立ちでさえも、右手首に燦然と輝くMIJリストバンド。 頑固一徹・大和男児って感じで、たいへんよろしいでござるよ。
私、広島は新幹線で通過したことしかありません。前々から、厳島神社に行ってみたいとは思っているのだけれど、 そこへ行くのなら昭和の広島を素通りしてはいけないような気がして、でも、直視する勇気がないのかもしれません。 実はそれって、子供の頃から長いこと逡巡してきたことで、 つまり、私は、焼夷弾の中を逃げた5歳の母の話や父の学童疎開の話を聞いたり、 何冊かの本を読んだことで戦争の悲惨さについては十分分かっているのだから、 これ以上、見聞きしなくても良い人間なのだ…と、自分にエクスキューズを与えようとしているんじゃないか? 本当は、何にも分かっていないくせに…と云う事なのではなかろうか。
なんてことをね、たぶん、仕事を通じて現在進行形でいろんなことを体得しているのであろう、 クサナギツヨシさんとカトリシンゴさんを見ながら考えておりました。
スマステが終った後、NHKでは『スーパーライブ あの日、僕らの青春時代』を放送しており。 佐野元春、渡辺美里、大江千里、松岡英明、小比類巻かほる、大沢誉志幸 etc 甘っちょろく、愛だの恋だの途方に暮れるだのと歌っていられた、それはとても幸せな時代だったし、 今も歌える時代に日本があるということは、とても幸せなことだ、と思いました。 でもって、スマさんにも、ずっとずっと、甘っちょろく、愛だの恋だの途方に暮れるだのと歌っていてほしい、と思いました。 おしまい。
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