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これが本当に最後の単行本になるという、須賀敦子さんの『霧のむこうに住みたい』読了。 江國香織さんが書く"あとがき"では、須賀さんの本を読む気分を雨にたとえているけれど、 分かるような、分からないような。 私の場合は、なんというか、須賀さんの本からは"乾いた湿度の高さ"を感じるんですよねぇ。 乾いた石なのだけれど、その断面に掌を当ててみると、しっとりとした湿り気を感じるというか。
さて、本屋にて。なんにも考えずにお会計してから気がつきました。 『好きな男ランキング』特集のanan を買うのって、私、生まれて初めてじゃないですか? 確か、いつもは立ち読みで済ませていたのではなかろうか?
去年と一昨年の日記を見てみたら、 ・2000年のクサナギさんは19位だった。 ・2001年は9位で、「抱かれたい」「抱きたい」「声が好き」「おしゃれ」にランクインしていた。 ・2002年はSMAPさんがベストテンの5割を占めていた。 …ということは分かりましたが、やっぱり購入した形跡はありませんでした。 むー。クサナギツヨシが載っている雑誌は自動的にレジに持って行ってしまうという、 昨年末からのクサナギ祭後遺症がこんなところに。なんだか悔しいわ。
で、今年は、 ・木村くんがV10達成、中居リーダーが3位。ご両人とも、年齢不詳の美しさ。 ・SMAPさんは全員10位以内にランクイン。 ・クサナギさんは5位で、「抱きたい」「癒されたい」にもランクイン。 っちゅーことで。SMAPさんって人気者なんですねぇ。 5人の中でゴロちゃんが一番下っていうのが納得いかないのだけれど、 じゃぁ誰が一番下なら納得いくのか?と問われれば、誰であっても納得いかないわけでして、 つまり、5人に順位がフラれること自体に納得がいかないってことなのね。ふん。 まぁ、別にいいんですけど(なら書くな)。
写真&インタビューが見開き2ページ。 最近のクサナギさんは、別に哲学的なことを言おうとは思っていないのだけれど、 結果として哲学的なことを言っている、そんなことが多いような気がします。 難しい言葉や比喩を使わずとも、己の胸の底を覗いたならば、哲学は其処に存在するということなのでせうか。
流し目写真は三白眼だけれど、マエストロぽくって悪くない感じ。 逆に窓辺の写真は黒目がちで、この表情は、えーと、そう、例えば若手実力派女優が浮かべるような表情。 襟足がほどよくカールしたヘアスタイルもステキで、このまま美容院に持っていけそうよ!
そして、ananと一緒に私が買ったのはTV Bros。 だって、表紙がアカレンジャー!
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