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今日は珍しくリアルタイムで笑っていいともを見まして、二宮くんがちょっと好きになってしまいました。 思い起こせば、その昔、初めて彼をテレビで見た時に「ゴロちゃんみたいな子がいるなー」と思ったんだな。 でも、何故にそう思ったのかは記憶の彼方。
さて、僕の生きる道・第十話。
先週に引き続き、普段なら天邪鬼な私の中の悪魔が「けっ!」と吐き捨てるはずの展開。 なのに、見終わった後は「けっ!」どころではないのです。 みんなが彼に理解を示して、彼を支えて、すべてのことが上手く行く。なんてまぁ、出来杉君な展開。 でも、すべてのエピソードが最後の数分に向って紡がれていたことが分かるから、 やっぱり、「けっ!」なんて聞こえないのです。
毎回だったかどうか思い出せないけれど、いつもラストの一言が冒頭の独白に対するアンサーになっているので、 「死を怖れていない」という言葉を聴いた時に、あぁ、それでもきっと、やっぱり怖いんだろう、と思ったのですが。 でも、秀雄先生は怖いから死にたくないんじゃないんですね。 もっと生きたいから、世界で一番幸せだから、死にたくない。
私は自分が生きているってことにひどく無頓着で、 もしもポッと消えてしまえるなら、まぁそれも構わないかな…などと考えている酷い人間で、 最近は誕生日がめぐって来ても、あれ、私って何歳になったんだっけ?てな調子なので、 それはイコール自分の人生を愛していないってことなんでしょ?と言われたようでショック。 っていうのもちょっと嘘で、ショックなんじゃなくて、やっぱりね、という感じでしょうか。
むー、またグルグルになってるー。
あっという間に夏が過ぎて、秋が来て、冬になってしまって、すごく幸せそうでも秀雄先生はどんどん痩せて行くし。 あと一話なんだから当たり前っちゃぁ当たり前なのに、テレビの前で焦ってしまいました。 オデコへのキスも、露天風呂でのキス未遂も (ここだけ我にかえって 「で、ナシかよ!」と呟いてしまったじゃないか)、 この2人らしくて可愛らしかったけれど、 やっぱり、旅館の部屋でみどり先生の寝顔を見ている秀雄先生の顔が何とも…(涙)。 量より質。いや、量も質も、か。 そんな愛情が溢れていて、なのに次第にうっすらと哀しいベールが被ってくる目が…(涙涙)。 そして、相変わらず泣き顔をキレイに見せようなんてコレっぽっちも思っていないクサナギツヨシが、好き、です (ぽ)。
どのテレビ誌だったか失念したのですが(立ち読みだけしてる証拠)、小日向さんが、 "第1話で本当に「どうにかしてあげたい」と思ってしまった。 そんな草なぎくんの演技だった"と仰っていたのにジンときまして。 今回の理事長と先生のシーンも良かったし、教頭先生と田岡夫人の無言のシーンも、 さすがベテランの方というのか、余韻が残る場面で。 秀雄先生だけじゃなくて、役者としてのクサナギツヨシも支えられているのだなぁ。
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