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論理的思考能力に欠けるくせに、私は時々、変にモノゴトを捏ね繰り回したくなる癖があります。 で、結局、整理できずに破綻するのですが (そりゃ、もともと能力が無いんだから仕方あるまいよ)。 今日、4日に放送されたラジオドラマ、もう一つの僕の生きる道を聴いた後にも、 なーんか、余計なことをぐるぐる考えてしまったわけなのねー。 つまり、私がクサナギツヨシがかかわった作品に心を揺さぶられる時、 それは例えば脚本自体に拠るものなのか、それともクサナギさんが演じているからなのか。 仮にクサナギさんが演じているということが要因の一部であるとしたら、 それは私がクサナギさんのことを好きだからこそなのか、それともクサナギさんが発揮した力なのか。 別にそんなこと、どーでもいいじゃんって感じなんですけどね。たぶん、どれも全部正解なんでしょうから。 でも、たまに客観的に確認したくなる時があるわけですよ。 クサナギツヨシのやることなら、何でもOKになってやしないか? だとしたら、それは作品にもクサナギさんにも失礼なことじゃないか、 盲目じゃないところで、ちゃんと作品を感じるべきなんじゃないか、と。
んー、ま、つまり、シングルのプロモーション企画なのね?と思いつつも、 啓明会病院の研修医と病院前の花屋さんの物語にボロ泣きしちゃったのですが、 ふと、私は何に揺さぶられて泣いてるんだろう、と考えてしまいまして。 でも、とにかく、受信状態最悪の、ざーざー雑音まみれで聴いても、 クサナギさんと矢田ちゃんの静かな声はとても素敵でした。 それにしても、秀雄先生だけでなく、お友達も失ってしまうってことなのね、みどり先生(涙)。
さて、ぐずぐずと先延ばしにしていたSmap! Tour! 2002! DVDをついに見ました。 毎度のことなんですが、どうしても見る前は不安が先に立ってしまうんですよねぇ。 なんていうの?私の中で既に一つの思い出として形作られているじゃないですか。 それをそのものズバリの映像で突きつけられた時のギャップが怖いっちゅーか。
で、結論から言うと、杞憂でございました。これも毎度のことなんですけど。 最初の方はですね、CG乱発に、この調子で全部やられたら どうしよう、とか (白スーツがぴかぴか光り始めたのにはビックリしたわー。まぁ、気持ちは分かるんだけど)、 客席映し過ぎじゃないすか?せめてマナー違反を助長するような場面だけは外して欲しかったわ、とか、 ブツブツ言いながら見てたんですけど、次第にCGも客席映像も控えめになって気にならなくなりました (や、もしかして、慣れただけだったのかしらん)。
ただ、『世界に一つだけの花』の客席メインだけはガックリでしたけどねぇ。 あの曲は5人の佇まいこそが素晴らしかったのに、ぜんぜん気持ちが甦ってこなかったわよ。 その分、ソロver.を見たらウルウル泣けてしまったのですが。なんて綺麗な目をしてるんだ、クサナギツヨシ(泣)。 つまりですね、ぶっちゃけ (わ、使っちゃったよ)、私は"作品"じゃなくて"追体験"を求めているんですね、たぶん。 だから、見たいのは、そのまんまのスマさんなわけですよ。ごめんなさい、クリエイターの皆さん。
と、御託を並べつつも、ツボなんて山のようにあって書ききれないほどなので後日に譲りますが、 見終わった後に自分で書いたレポもどきをざっと読み返してみて、 あぁ、今も当日もおんなじ気分だなぁ、と。感じたことは変わらないなぁ、と。 オーラスの挨拶が収録されることについては、ちょっと複雑な想いもあったのですが、 でも、やっぱり、もう一度聴くことができて良かったのだと思いました。
特典映像には、ビクターさん有り難うっ、の一言ですねぁ。ナカツヨ・ラブラブコーナーが無かったのは残念ですが。 Back stage_channelは、本当に嬉しかったわ。たくさんのスタッフが一人一人の力で支えているステージ。 これで、ちょっとやそっとのことは許してしまう寛大なファンが増えることでしょう(笑)。 個人的には、FRで奈落からジャンプする直前のクサナギさんを見れたことが、とても嬉しかったのです。 「じゃ、行ってくるよ!」
でもって、まさか、国民的アイドルグループのツレション姿を見ることができるとは思ってもいませんでした。 やっぱりタダモノじゃないわ、すまぷーさんてば。
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