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昨日の陽気がウソのように、朝から冷たい雨。
先週は秀雄先生のことを想うだけでいっぱいいっぱいで、 これで平太に再会したら、もう抱えきれないんじゃないの? もしかして、気分を変えて全く別モノを観た方がいいんじゃないの?ほら、ハリポタとか『T.R.Y』とか… と、考えたりもしたのですが、やっぱり大きなスクリーンで平太に会いたくなりまして。 3回目の黄泉がえり、観てきました。 今回は川崎へ。LA CITTADELLAがオープンしてから行ったことがなかったので、見物がてら。 800席以上の、チネチッタの中でダントツ大きなCINE GRANDEをあてがわれているのが、誇らしい気分。
涙腺弱々の私は、3回観て3回とも泣くことになったわけですが、涙の量は今日が一番多かったかもしれません。 なんたって、スクリーンに『黄泉がえり』の文字が浮かんだだけで、じわ〜っときちゃったくらいでして(恥)。
今回は今までより一つ一つのサイドストーリーが長く感じました。良い意味で、です。 平太と葵の物語に気持ちが向きがちだった今までの2回とは違って、 私の方に、いろんなメッセージを受け取る余裕が生まれたのかもしれません。 斉藤医師夫妻の静かな会話でぽろぽろ泣いたのはまだしも、 例えば克典が切り刻まれた机を指でなぞる音、あるいはRUIが鳴らすギターの弦、 過去2回もちゃんと見ていたし、ちゃんと憶えているシーンなのに、 なんだろうなぁ、今回はより陰影をもって届いてきたような感じです。 上手く言えないのだけれど、一つ一つが必要なカットで、必要な秒数なんだな、と。
もしかして、スクリーンで観るのは今日が最後になるのかしら。そう思うと、ちょっと気持ちがジタバタしてしまいます。 あのラストシーンの平太の表情を もう大きなスクリーンで見れないんだなぁって、 それって、なんだか、好きな人が遠くに行ってしまう、そんな気分に似てるような。
むー、いかんいかん。明日から、私は私の新しい1週間を始めねば!
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