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思い出して取りに戻るゴミ袋。 なんとなく溜まってる洗濯物。 口に出してみる独り言。 ゴミ箱に落とす丸めた紙。
受話器に落ちた洗い髪の水滴。
ささいな日常が積み重なって、その日だけの、その人だけの一日が生まれて、過ぎ去っていくということ。 とても丁寧な脚本。とても丁寧な仕草。 それから、やわらかく乾いた光の白さ。
一人で誰にも寄りかからずに生きて行くのが自分の運命だなんて、秀雄先生はとても痛々しい。 激しい口調で怒りを顕にしているのに、目がとても淋しくて痛々しい。
でも、だからこそ、味方はある日突然現れるわけで、 私のように、明日できることは明日する、明日することは明後日する、 …てな人には現れないのよ (ちょっと凹み気味)。
とても切ない目を見続けた1時間だったので、ラストの笑顔がすごく沁みた。 よもや、笑顔に泣かされるとは思わなかった。ちなみに私は砂肝苦手。
そんな僕の生きる道 ・第4話。 ちなみに、今朝はゴミの日でした。 一回、鍵を閉めてから取りに戻りました。おそろい(小幸)。
それにつけても、秀雄先生よりも、みどり先生の茶髪が気になる今日この頃。
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