やがて楽しき

日々つれづれ、ときどきSMAP。


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やがて楽しき
2002年10月11日(金) 職人SMAP


つくづく、無理してでも行っておいて良かったと思いますわ、9日のドーム。
あれがなかったら、今週、とても乗り切れなかったと思うですよ。
明日も打ち合わせで出社だし、たぶん1日じゃ仕事は片づかないし。
三連休ってなぁに?あたし、わかんなーい。
…なんて、世の中には私なんかより忙しく働いてる方が沢山いるんですよね。
どうも、私はすぐに自己憐憫に走る傾向があるようで。いかんいかん。

でも、ホント私ってばゲンキンな奴だわぁ、と思います。
木曜の夜なんて、もう家に向かうのさえ億劫で足引きずって帰ったくせに、
今夜は遠回りになる本屋までわざわざ足を運ぶ私。
それはだって、遅くまで開いてて一番近い店は『広告批評』を扱っていないからで。
まったく、相性悪いはずだわよ。
で、買ってきました『広告批評』10月号・特集 広告SMAP
うーむ、まさに、この雑誌だから出来た企画ですねぇ。
'89のSmap、ででんのでん、トンボ学生服から、WE ARE IN OKINAWA!まで。
ロッテの冬色ショコラが無いのがちょっと不満だけれど、フードファイトの番宣CFがちゃんと載ってて嬉しいなりね。

まだメンバーのインタビューをざっと読んだだけなのですが、木村くんはやっぱりコピーライター的発想の喩え話上手で、
ゴロちゃんは自分との距離のとり方が絶妙で、慎吾くんは繊細さと好奇心が同居していて。
クサナギさんのインタビューは聞いたことのある話もたくさん混じってはいるけれど、
いろんなタイプの仕事に対するスタンスがこうやって一度に語られていると、それぞれの違いがとても興味深く。
骨髄提供バンクの朗読テープは是非聴いてみたいものです。蒲田のホームビデオも気になるけれど。
結局、SMAPイチの怒られキャラで話が締められてるのが可笑しいわ。
そして、実は中居くんの最後のページ、「下の二人」についての一文でジンワリ泣けてしまった私です。
こういうこと言う中居くんにも泣けるし、こういうこと言わせる下の二人にも泣ける。
あぁ、私、また中居くんに乗せられてるのかなぁ。騙されてるのかなぁ。でも、いいや。

島森さんの編集後記、「仕事へのモラル」についての文章は、
SMAPの姿勢をとても良く言い当てていらっしゃるなぁ。
そういえば、何年か前に橋本治さんの連載「ああでもなく こうでもなく」でも
SMAPに関するちょっと嬉しい記述があったなぁ、あの号、部屋の何処に埋もれているんだろう…
と思ったら、存外に簡単に見つけてしまったわ。'99.3月号でした (ちなみにルイ・ヴィトン特集)。
今読んでも、なかなか面白いです(以下、「 」は引用)。
スマスマについて「メンバー五人でやるトークが、日本のトークの中でも最も優れていると思う」のは、
「ウケ狙いという発想がまったくないから」で、
「これだけ人に媚びずに"確立された自分"を前提にしている出演者が作り出す番組というのは、他にないと思う」と。
ふむふむ。
低迷期の「基礎訓練」によって「どうすればカッコよく見せられているかも知っているし、舞台の上でなにをすべきか、
なにができるかも知っている(歌は別にうまくないが)」。カッコに納得(笑)。

スマさんって本人たちの資質や姿勢や心栄えはもちろんなのだけれど、
こういう風に見てくれているオトナの人々がいたっていうのも幸運だったんだろうなぁ。

などと思いに耽る金曜の28時。だから、明日は仕事なんだってば
(すみません、またメールのお返事遅くなってますです)。





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