三連休ですねぇ。 また休日出勤になっちゃうかと思ってヒヤヒヤしてたんだけど、逃げ切りました。 今日も会社のアドレスからぽろぽろとメールが転送されてきてるけど、知ーらないっと。
ところが、今日の予定は見事にドタキャンくらわせていただいたので(慇懃やなぁ)、 こういう時こそ!と奮起して(大袈裟やなぁ)、部屋の片付けなんぞしてみた結果、 ゴミ袋2つ分の洋服を処分することに。 これでクローゼットにはちょっとだけ余裕ができたけど、問題は本の山なのよねぇ。 どうしても、本だけは捨てられないんですよね。心底、買って損したぜ!って本以外は、売るのにも抵抗が。
本といえば、『放課後の音符』(著/山田詠美)と『約束された場所で』(著/村上春樹)に続けて、 昨日、『三月は深き紅の淵を』(著/恩田陸)を読み終わりました (なーんか、ティーンエイジャーの本棚みたい?)。 『三月〜』は、タイトルと同名の幻の本をめぐる四つの中編で構成されていて、 それぞれが全く別の次元に存在する話でありながら、微かに繋がれているという高度な構造。 うまく表現できないんだけど、「キーワード」というほど確かな繋がりではなくて、 ひとつの話で使われている言葉や場面が、その別の側面でもって他の話に現れてくるのね。 低通音として流れてるのは「物語は世に創られていくものである」ってことなのかな。 小泉八雲の影がチラホラ見えるのも嬉しい感じ。 10代の頃にNHKドラマ『日本の面影』にえらく感動して(チャキリスが素敵だったのよねー)、 シナリオまで買っちゃったっけ、などと想い出したり。
正直言うと、全編にわたって私の好みかっていうと、ちょっと違うんだけど、 「読書論」めいた部分が非常に面白かったんですよ。 中には、私が書いたんじゃないの?と思うような話もチラホラと (や、もちろん、私には恩田さんのような文章力は無いのだけれど)。 例えば、本屋へ行くと「世の中にはこんなに沢山の本があるのに、 私が読めるのは、ほんの一部だけなのか」と絶望的な気分になったりすることや、 人間が「良くできた話」に感銘を受ける理由とか、子供の頃の読書体験とか。
さて、話は戻りまして。 部屋の片付けを終わらせてから、昨日の『どっちの料理ショー』を。 つよぽんが羽織ってたシャツって、伝説のフードファイターが着てた黒シャツと似てたけど、 色違いなのかなぁ。どこのブランドなのかしら。 今週は、どっちも美味しそうでしたねぇ。思わず、映像をツマミに缶ビールをぷしゅっとね。 クサナギさんの苦悩の表情も一段と色っぽくて、より美味しゅうございました。 ま、ちと、色気のムダ使いのような気もするけども(笑)。 あぁ、ビールと焼きビーフン、クサナギさんと共に食したらならば、さぞかし美味いでありましょうなぁ。 高級なシノワじゃなくって、ちょっとガチャっとした感じの店で、 なんですか、こう、ぐだぐだとクダ巻いて、語りながらね。 もー、とことん付き合いますことよー(いかんいかん、妄想モード)。
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