やがて楽しき

日々つれづれ、ときどきSMAP。


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やがて楽しき
2001年02月23日(金) きみの声は夢ごこち。


おぉ、待望のナレーションのお仕事。しかも、みなさまのNHK
すっかり眠っていた私のNHK至上主義のDNA(幼少の頃、親がそういう人だったのよ)が、
ふつふつと目を覚ましたりなんかして。
しかも、今のところのニュースソースが“放送総局長会見”だったりするのが、
公共放送らしくて良いではないの(<根拠なし)。
えー、その会見によりますと、クサナギ氏がナレーターを務める番組は4月からの『地球・ふしぎ大自然』。
「不思議」、「謎」にこだわった番組。ナレーションは他に小泉今日子嬢と上川隆也氏。ふむふむ。週替りなのかな?

低めの地声でゆっくり落ち着いて話した時、最もその威力を発揮するのが、クサナギ氏の声。
なんて言うのかなぁ。話してる内容とは別の次元で、“声そのもの”に微妙な表情が混じる感じがするんだよね。
目尻でちょっと笑う感じとか、微かな逡巡とか、肌触りのいい布に触れた時の気持ち良さとか、
言葉になる前の感触が語尾にフッと浮かんで消えるって感じ?(あぁ、私って表現力貧困。)
とにかく、嬉しいです。今夜の夢に出そうです(…出て欲しい)。

さて、読書がすっかりペースダウンの今日この頃。
やっと村上春樹の『シドニー!』(ちと斜に構えたオリンピック観戦記)を読み終えて、
次は趣向を変えて、文庫が出た『仲蔵狂乱』を手にとったら、一気に読んでしまいました。
江戸・田沼時代、不世出の歌舞伎役者の生涯を描いた97年の時代小説大賞受賞作。
最初の章は仲蔵の境遇がちょっとキツイなぁと思いながら読んでたんだけど、
あっという間に引き込まれてしまった感じ。
(そう、昨年末の時代劇スペシャルで新之助が演ったんですよねぇ、これ。見逃して結構ショックだったのよ。
新之助の定九郎、見たかった…再放送を待とう…)

本筋とは別に印象に残ったのは、人気絶頂の仲蔵が舞台に立つ時の描写。
初めてSMAPのコンサに行った時(いわゆるアイドルのコンサートって初めてだったので)、
何万って観衆が自分に向かってくる感じって、本人は一体どんな風に感じるんだろう…って思ったんだけど、
あぁ、こういう感じなのかもしれないなぁって。

なんだか、今日は夢見モードになっちゃった気がする…(^^;)





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