I wanna Keep A-Rockin'
DiaryINDEXpastwill


2001年06月29日(金) 続・何もしなかった日。

今日も見事に、何もしなかった。

OK、昨日の話の続きをしよう。

大学生活は、イコール「サークル活動」だったと言ってもいい。もちろん音楽サークルね。
サークルの中でバンドを作って、サークルの中で彼女作ったり …。
高田馬場の居酒屋を荒らしまくったり。(爆)

バイトは程々だったなあ。
測量助手、家庭教師、塾講師、テレフォン・アポインター …。結局、親のスネをかじりまくってた。

勉強? 全然しなかったよ!!(爆)
5年かかったとはいえ、我ながらよく卒業出来たと思うよ。
今でもたまに、試験前の夢を見る事がある。トラウマになってるんだよね。
で、朝起きて「あ〜、よかった。試験受けなくていいんだ。」って。(大爆)

そうだ! 大事な事を忘れていた。
Sheena & The Rokkets(鮎川誠)との出会いだ。
邦楽は、甲斐バンド・オンリーだった俺が、TV で鮎川さんの「今夜はたっぷり」って曲のギター・リフにノック・アウトされて、もうすっかりハマっちゃった。

鮎川さんは俺に "Blues" って音楽の扉を開けて見せてくれた。
「Rock は Blues から生まれた。」
Rock を志す者の基本だよね。
まあ最終的には自分のチョイスで、Freddie King が自分にとって最高のお手本だって事になるんだけど、Muddy Waters やら Howlin' Wolf やら、随分教わったなあ。

教わったって言うか、鮎川さんって、影響を受けた音楽を、加工せずに「そのまんま」パクってオリジナルにしちゃう人なんで、その「元ネタ」を探すのが楽しくてしょうがなかった。
ジョージ・サラグッドの LP 聴いて、「あっ、これは『バッドボーイ・ブルース』だ!」とか発見して喜んでたりして … 随分掘り下げてるだろ?

「パクる」ってのは言い方悪いけど、考えたら甲斐さんもバリバリにパクってるんだって事がだんだん分かってきて、それは格好いい事なんだと思うようになったね。
俺はそれを「鮎川魂」って呼んでるんだけど、その姿勢は、俺がバンドをやる上で、今に至るまで受け継がれている。
「安泰ガバメンツ」なんて、鮎川魂の宝庫だよ。(笑)
みんな俺のギターにぶったまげてたもんね。「あんなに堂々とパクる奴はいない!」って。(大爆)
でもそれも「才能」なんだぜ。

なんだか話が逸れちゃったかな?
それにしても、俺の半生記、いつまで続くんだ!?

終わり。

明日は甲斐バンド Live at NHK ホール♪


鈴木 泰裕=国分寺の大森信和 |MAILHomePage

My追加