にのらの日記

2002年05月09日(木) いや〜てにすってすばらしいですね

今日は恒例の本当に球を打つテニスの日。

同人界でいうところのテニス教室は千石が健ちゃんの御手手を
にぎにぎしてさらに背後に回り込み後ろから手を回し「南くんどうしてこんなところにもう一本グリップがあるのかなぁ?」

あ・・・ぁ・・やめてください。

健ちゃんにはプラトニックラブしか似合わないのに
千石清純(15・受)のせいで(加えてワシのせいで)
逆セクの犠牲になってしまう。


変に↑までで登録してしまったので数分間はとんでもない日記
になってしまったかのように思われる。

ここはテニスサイト

でもテニスはテニスでもテニスの王子様のテニスはあまりしない一面
を興味本位の捏造で飾るサイト。にのらの本当のテニス教室の話など
聞いてもまぁ面白くないであろう。

でも今日にのらは自分の所属する初級クラスの練習が終わった後に
素晴らしい子供が練習しているのを発見した。

上手いんや。テニスが。
年の頃は小学生か小柄な中学生というたところ。

「小さいのにオトナ顔負け」という図式は大して珍しいことでは
ないが、しかし大人顔負けであるということは転じて幼いのにイビツ
であるという捉えられかたをしかねない。
たとえば、リストが弾ける幼稚園児は大人顔負けだが弾きざまは
イビツである。卓球少女のフォームは大人と同じ卓上にあって
不自然である。幼い塔矢アキラは碁盤の前に神の恩恵を受けながらも
どこか有り得なさを禁じ得ない。

幼いのに大人もしくはそれ以上の能力を持っている子供というのは
その希少性からチヤホヤと珍重され主役の座を与えられる。
それゆえに将来その才能が没してしまうこともままある。

しかし今日みたテニスの上手い子供は、俊敏な中にもテニスに
対するゆったりとした器が感じられた。それはすでに
「のびのびとプレイ」であるとか「才能を伸ばす」とかいう
次元を超え、子供なのに上手いという周囲の認識を打破して
ただテニスを志す人間としてのまっとうな勝負の場に立つことを
許された勝者の風格を感じさせられた。

テニスは奥が深い。
テニプリはもっとテニスのメンタル的な奥を見せるべきだ!


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