2001年09月05日(水) |
まったくもってめろ様への私信臭いが |
今日はホンマに私信です。
↓めろめろ様へ。
それらしくなるように努力を重ねた。結構似てへん!? こないだからのめろんちゅのはみだしっこお宝、目に清々しいです。 感謝感激です。よもやはみだしっこを語ってくれるなんて・・ね!
しかしやっぱりなんと言うてもアンジーが一番良い。 9日に東京に行ったらとりあえずめろとはみだしっこの 話をしてもらおうと思って、ここんとこの通勤で毎朝 読んでいる。でも会うたらガンパレで終わる思うのでここでする。
もうな〜。なんつか。ようするにや、 あの4人は家族やねん。各々が持ち得なかった家族への 憧憬とかイメージを各々の焦がれるパーツに当てはめてるつか。 だからクレーマー家におさまりきらないんかなぁ。 アンジーはなまじ母親への思慕が強かったためかその傾向が強い。 性格も行動も、一見調子良くて乱暴で、マックスやサーニンに 良い影響を与えると思えないのに、時折見せる優しさがよ〜。 アンジーはグレアムには与えられない大切なものを教え与えたと思うね! 理屈抜きの情緒ってやつをサ!はみだし風語尾。
でも何が良いって、「乱暴やけどホンマは優しい」な王道セオリー やなくてな、ホンマにスレッスレの確率で見せる欲張りさ!! いつも自分をクールに装おうとするから、自分でも認めあぐねている のではと思うが、グレアムが何も求めない誰にも求められない場所に 行こうとしているのに対して、アンジーは全て手に入れたいともがく 強欲さでもって辛うじてこの世界に身を置けているのではっつか! グレアムは明日にでも行っちまいそうなくらい危ういけど アンジーも、危うい。或る意味グレアムが背中に背水しょってる おかげでアンジーが自分を保ててるんちゃうかと。思うわけよ。 グレアムがもっとアンジーを頼ってくれたらなぁ・・。
アンジーはな、仲間と家族の間のパイプ役を買って出ながら 本音ではグレアムもサーニンもマックスも自分のものでなくちゃ嫌やし、 仲間と喜びや悲しみを共有する権利も誰に渡したくも無い。 でもパムもジャックもロナルドも自分のものでなくちゃ嫌やし、 そういった人間関係から生ずる暖かみとか自分の理想(ママに貰えなかった類の) も自分のものにしたい。全部手に入れるのは矛盾を受け入れるのと等しく、 アンジーにもそれが出来ないのは分かっている。さらにアンジーは 自分に対して意地っ張りやから、それを冗談ではぐらかして周囲に溶け込もう としてるねん・・・不憫・・。 不器用で面倒くさがりと見せかけた純でナイーブな心が邪魔して上手に 立ち回事が出来ないねん・・。加えてヤキモチ焼きで。
もう後半2冊あたりから露骨になっていくアンジーのどん詰まりが溜まらん。 ジャックの登場によって存在意義を問われたのはむしろアンジーの方では なかったのかと。ジャックの登場で4人で生きる戦いを続ける必要が なくなった事でまっさきに夢を追い出したのはサーニン。アンジーは サーニンが大好きやからな・・。サーニン行ってもたらさみしいよな。 あの物語の後半はマックスが外的に構築してサーニンが外壁を固めて グレアムが複雑な配管や電気配線をやってのけてその中で一件のハウスと して成り立たせようともがいているアンジーの物語として読んでるよ。 ジャックの言うところの「母鳥の目」なんざ、ついに端的に表しちゃった のねん!って感じでな。まさにな!ホンマはジャックにくれてやる気が 無いんちゃうかなって思う。リッチーの一件でグレアムを中心に陥れ作戦 を決行したときに、まっさきに4人の生活に戻ろうというたあたり、 グレアムは、アンジーをなんとなくしっくり家庭に納まったと評している けど、もしかして一番そういう立場から遠い所に身を置いていたのも アンジーなのではとにのは思わされるわけよ。
・・・・・この後数十行に渡って熱くアンジーを表現しようと 思ったが、全然まとまらないのでやめ。まつげの話とかしたかった・・。
えかげん眠いわ・・・。 今日が金曜なら延々と語れそうです。今読んでいるとこなんで。
あ〜寝よう。グンナイト(はみだし風)。 じゃあメロリまた週末に遊んで根!!
|