■ 日々の歩み。 ■
徒然の考察・煩悩・その他いろいろ発信中。

2005年04月24日(日) そんな時代もあったねといつか笑える気が…しない。

八重桜も散りましたなあ…。

【恒例になりつつある、近況報告という名の手抜き日記】

・上野の国立博物館へ、中宮寺の弥勒菩薩像を観にいく。
 現地(奈良の法隆寺隣)と、拝観料も広さも変わんない気が。本当に 出稼ぎ って感じだね。
 
 後ろ姿を初めて観て、髪型がお下げだということに気がついた。
 頭のてっぺんにお団子2つで、細いお下げを両肩に。毛先は軽くクルンとカール。
 どこの女子高生だよ。(両性具有の弥勒菩薩様だってば)

 ついでに、国立博物館の法隆寺宝物館も。いつでも人少な…。
 摩耶夫人像(お釈迦様のお母さん) が超プリチー。
 
 ちょっと前かがみ気味で、両手を挙げてノリノリで踊ってるみたいに見える小さな像なんですが、
 右の脇(正確には着物の袖)から、両手を合わせたお釈迦様がピョコンと顔を出している。
 お釈迦様は、お母さんの脇から生まれたらしいよ!

 
・アンティーク着物への憧れが、ジリジリと上昇中。
 でも、独身貴族のまま今の趣味に加えてそこに手出したら、
 紛うことなき負け組判定を下される気がする。
 
 別に負け組が悪いって訳じゃないですが。(でも全肯定はいたしかねる乙女心よ)
 なんとなく、踏みとどまりし、27の春。(字余り)…複雑な心中を察してください。


・銀座にて、美輪さまの「黒蜥蜴」観劇。
 勉強不足で詳しくは判らないんだけど、三島由紀夫の脚本に随分手入れてるなあ、きっと…。
 もっと難解で装飾過多な台詞かと思いましたが、意外ととっつきやすかったです。(原作が娯楽小説だし)
 ちょっとアルファー波を感じる長台詞の場面もあったけど、やっぱり秀逸で胸を打つ台詞が多い。

 とにかく 美輪さまの美輪さまによる美輪さまのための、美的舞台 でした。

 正直、他の出演者は誰でもあんまり変わらないと思う。
 (雨宮役とか早苗役とか、それほど上手くもなかったような…。素人目ですが。)
 美輪さまが美しく立っていれば、舞台が成立してしまう。
 
 噂の舞台装置や美輪さまの衣装や装身具は、やっぱり凄かったです。
 2幕のドレスと最後の白いドレスは本当に素敵だった。
 
 黒蜥蜴って、女ならではの強さや弱さや愚かさを抱えた、少女みたいな可愛い女だったんだなあ。
 美輪さまの黒蜥蜴は本当に可愛かった。滲み出るオーラや隠された心が可愛い。
 高嶋兄扮する明智君がうっかりトキメクのが納得できた。
 
 テレビじゃわからない、生の舞台ならではのマジックだよなあ…。

 
・妹が友人の結婚式の2次会のゲームで、愛・地球博のペア入場券ゲット。

 モリゾーとキッコロへの謁見の夢が叶いそうです。(結局姉妹で行くのか…)
 静岡の両親も誘って、日帰り家族旅行かな、こりゃ。


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まめ。 [HOMEPAGE]