金曜の夜にサッカーのゲームをしながら煙草を燻らせていた ちなみにお気に入りのチームはイタリアだ デルピエロは素晴らしい ま、それは良いとして 「ゴォォール!!」と叫びながらブンブン腕を回していたら 何処からともなく あみんの待つわ が聞こえてくる あぁ 携帯が鳴ってるのだなと着信を確認すると・・・お師匠?!(スポーツチャンバラ) 何だろうと出てみる「お久しぶりです どうしたんですか?」 するとお師匠 「おう 久しぶり 大会があるんだけど出られる?」 わたくし 「え? いつですか?」 お師匠 「明後日」 わたくし 「・・・へ?・・・IM\J?!」(後半部 訳:何ですと?!) お師匠 「日曜だよ」 わたくし 「・・・・・・・・・・今度の?」 お師匠 「そう ほかにどうだと言うんだ?」 わたくし 「・・・・そうですね(苦笑) で、どこの大会なんですか?」 お師匠 「茨城県大会だよ お前が出なきゃしょうがないだろ」 わたくし 「・・・わかりました 参戦しましょう」 ・・・・・・もう少し早めに連絡よこせんのか? お師匠「じゃ よろしく」 ガチャ プーップーップーッ・・・・・ 振り回したままの格好になっている腕が妙に物悲しい ゲームに身が入らなくなったのでしばらくボーッとしてから 寝る 土曜は釣りに行ったのだがそれは釣行記(水面に勝負をかけろ!!)にて −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 日曜、実家の隣町にある大会場所へと向かう 開会式なんぞ出たくないので送れて到着したのだが 遠方からの団体が到着していなかったゆえに式自体が遅れて間に合ってしまう 町長(・・・町長だって・・・田舎だからなぁ)やら教育委員長やらの退屈この上ない話 審判長や検査長の毎度同じ説明 もう飽きたよそれ 試合しようぜ試合 日が暮れるかと思われたお話が終わり 見知った顔に軽く挨拶をする そうそう今大会からインストラクターの資格を取ったので「先生」と呼ばれても問題ない だが、年上の人間に「先生」と呼ばれると小馬鹿にされてる気がするのは私だけか? いよいよ試合と相成る 基本的に相手の打ち込みをよけてから打ち込む「後の先」が得意なのだが 試合では凄く緊張する 相手の攻撃を待つというのは非常に怖いもんです かわせるか? かわしきれるのか? 先に攻撃した方が良いんじゃないか? そんな言葉が頭の中をグルグルしています んで、茨城大会小太刀一般の試合 相手は知ってる人 以前にも何度か試合ったことがある 左右両利きの異質な人(笑) やっかいな相手だな 困りながらも何度か剣が交わり さばききった後にお互い固まる が、相手は最初の試合で緊張してるのか不用意に踏み込んでくる 「え?イイのそれで??」と思うより先に思い切り振り下ろした一撃が頭をいただきました ごちそうさまです♪ 次の試合は茨城県チャンピオンを取り合う仲の相手 此処で削り合いは避けたいのだが・・・致し方あるまい いざ勝負! 内容は珍しく乱打戦 だが一向に有効打はない でも、相手の一瞬の隙をつき斜め下から面をいただく 茨城県大会決勝 3本勝負 始めて対戦する相手 凄く緊張 様子見に じっと構えてみる 初太刀はかわせると思っていた 数秒の睨み合いののち 相手が動いた うわ! 早い!! 何とかかわそうとするが スッパァーン!! 脚にもらう 2本目 相手がまた脚を狙ってきたのを見切ってかわし面をいただくつもりだった ところが 相手の一撃が私の脚にスパン! 一瞬遅れて私の一撃が相手の面にドゴッ! 身切り損ない・・・・・不覚 一本と相打ちで相手の勝ち 悔しいぞ!! まぁ 印象が強いのはこのくらいかなぁ 結局、茨城県大会が2位 オープントーナメント長剣(県外選手も出場)が4位 県内の古参の一人としてはダメダメな結果 次期国体種目の候補に挙がっているのに県内優勝できなかったのはつらいなぁ あと オープントーナメント長剣の3回戦の相手の女の人(知り合い) ゴメンナサイ あまりに美味しそうな突きをくれるもんだから かわしざまに 気合いの入った一撃で 横っ面を薙いでしまいましたね 私の目にはスローモーションで吹き飛んだ貴女の姿が焼き付いています 元来、女性に手荒な真似をするのは好まないのですが 武具を持って私の眼前に立てば手加減はできないのです それが女性であろうとも子供であろうとも真剣勝負なら仕方ないのです 練習や指導の立場ならわざと打たせることもありますが 試合後 ありがとう御座いましたと声を掛けていただいたときに とても心が痛みました 旦那さんと話しているのを見てさらに心が痛みました(嘘つけ) 剣の道は嶮しいのですね(?)
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