切れ端。

2004年07月14日(水)

終わりの始まる予感と
季節の変わり目に吹く風

末期の目を向けられた あの日から途切れた僕の夢を

本当の意味でのお別れを 泣きながら認めた
いくつかの夢を描いてた 古びたスケッチブック
小さな僕の部屋に 安らかに眠らせて

涙が枯れたと塞いだまま
暗い部屋で窓を探してた

憂鬱を鏡の前に置いて その先に何が見えるのか試す

忌まわしく暖かい 「さよなら」を口にして
僕はまた期限付きの自由に 舞い戻るその日に
新しいスケッチブックに 新しい色で 
どこか懐かしさのある 新しい夢を書いてみる


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shinsuke [MAIL]