夢の中で告げられる真実を目を覚まして 蝕まれた体を知った泣きたい夜に 変わらぬ朝焼けを積み重なる哀しみに 慣れてしまう感覚を白濁した夢の切れ端にいくつかの希望を持った言葉をつけて 空に放つ無国籍な空に想いを乗せて病み始めた体と 感覚の無い心をなじる失くした夜に 乾いた言葉を慣れきった虚しさに 響き続ける歌声を漂白した夢のその上にいくつかの明日を見つけた言葉をつけて 空に放つ