夢の続きを 折れた鉛筆で描く線さえ引けない 途切れた夢を新しい百合を首から提げて街を彷徨うどこかに 折れた鉛筆を直せる人がいると望んで言葉の続きを 枯れた夜に投げる闇に吸われて消える ささやかな抵抗を新しいブーツを履き潰して街を彷徨うこの世界の 終わりを唄う人に会える気がして鮮やかな花束を この世界の端くれにささやかな反逆を 過去に眠る君たちへささやかな言葉を 生きた証の一つとして