アナウンサー日記
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2001年01月15日(月) 34年ぶりの大雪!

 きのう「年に一度の4駆様々」という日記を書いたら、なんと長崎市は34年ぶりの大雪だそうである。長崎海洋気象台の発表では、長崎市の積雪13センチ(正午現在)ということだが、小高い丘の上にあるワタシの団地の周辺では、20センチ以上積もっているところもある。そう言えば、「着雪注意報」なんていう聞きなれない注意報も出た。

 何しろ、34年ぶり・・・そのときワタシは生まれていないので、つまり「生まれて初めてレベル」の雪ということだ。

 北日本の皆さんにとっては、13センチの積雪なんて大したことないかもしれないが、日頃雪を体験していない九州の人間にとってはもう大変! 長崎は坂の町でもあり、終日、交通マヒでパニック状態となった。(まあその変わり、ワタシたち九州の人間は、ちょっとくらい大きい台風が来ても、トウキョウの人のような大騒ぎはしないんですが。要は慣れの問題ですな)

 夕方から車で買物に出た。ウチは長い長い坂のてっぺんにある。エンジンブレーキと4WDを使って慎重に降りていく。基本的に4駆は、上り坂で困ることはない。怖いのは下り坂だ。いかな4駆とはいえ、ブレーキ性能は普通の車と変わらない。一番怖いのは下り坂でタイヤのグリップを失うことだ。それにしても坂の途中、あちこちで動けなくなり、置き去りにされている車を見かけた。なぜこんな雪の日に、チェーンも巻かずに普通の車で出かけたのだろうか? さっぱり分からない。もっとNBCニュースの気象情報を参考にしていただきたい。(←こらこら)

 何事もなくふもとのスーパーにたどり着き、鯛の刺身が半額になってたので買ったりした。今夜も魚じゃ・・・! 

 このまま街に繰り出して、雪に包まれた景色を見て回りたい欲求に駆られたが、雪に不慣れなドライバー(偉そうな言い方じゃ)のスリップ事故に巻き込まれる危険性を考え、やめた。

 今夜も窓越しに雪を見ながら、焼いたスルメを肴にそば焼酎の梅干し入りお湯割りを呑むんである。ああ、シアワセ。日本人に生まれてホントによかった。


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