今夜も(ノ`´)ノミ┻┻ 

2007年05月19日(土) ■薮原検校

盲目のワル、杉の市が、盲人会のヒラエルキーのTOP、
に、師匠を殺し、母を殺し、情人を殺し、盗み、犯し、騙し、
ありとあらゆる悪の限りをつくし、
「検校」(けんぎょう)の地位に登りつめるまでを描いた、スペクタルロマン!

井上ひさし先生原作、蜷川幸雄演出、古田新太出演!

感想、面白かった!



んですけど、太字で思わずぐりぐり書いちゃうとか、
チラシを見て、わくわくした、
あー、やっぱもう一回見たいなあという面白さでは無いです。

後半、実はあんまり、ヒトゴロシ場面が無かったせい??
歌が延々と長く続いているのをみて、やべ、飽きるかなと
思ったんだけど、そんなことも、無かった。でも、物足りない。。。
なんだろう、期待が山のように高かったせいかしら???

と、云いつつも、思いがけない所が楽しかった所があります。

ライバルのような塙保己市という、段田安則演じる、
杉の市と対称的な、品行方正な学者がいるのですが、
この二人が対峙している時の、杉の市の可愛さと云ったら、
まるで、小学生のボクちゃんが、イイコイイコしてもらいたい
無邪気な可愛さがあるのですよ。
・・・・って、ああ、いがぐり頭だからか。でも、可愛い。

そして、なにげに、塙保己市も杉の市のことを、好き認めてる所が、
いいですね。じゃなかったら、三段切りを進言する時、あんなに、
辛そうなはずないもの。自分で切りに行くし←違う。

だから、この話は二人の男の一風変わった友情の物語と、
いえないことはないなと。・・・・って、二幕だけなのですが。(笑)

後、もっと関係ありませんが、しばらく♪「ぼんの可愛さ、●●の○の数」
という歌が、しばらく耳から離れませんでした。歌うわけにも、いかなかった
ので、困ったのでありますよ。


後、さらにどうでも、いい、極めて私見ですが、

ヒロインは、舞台慣れしているという点だけでも、
毬谷友子さんが、良かったのでは、良かったのではっ!!!!
えこ〜、えこ〜、エコ〜っ。

でも、流石にちょっとアレだから、反転ね。うふふ。


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