「昨日（９／１３）にオレ、オレス？？（横文字に弱い）
ともかく、巨匠の、ギリシア悲劇見てきたよ。
フジ、フジなみ？違うや……、
（○さんの○がイメージの役者さんというのは、友達違う所だから、
知らないだろうし、）
そう、だから、竜也くん（←勢い余って）の」
と、この上もなく頭の悪い説明を翌日に逢った友人にしたら、

「ああ、水音で台詞が聞こえない奴」
と、いう素晴らしい返答を貰いました。

確かにその通り！
おまけに多量の水のせいで、喉の調子をおかしくしているのか、
何いっているか、わからねえ方、結構、続出。

上から下に落ちる水は美しいは美しいのだけど。
コロスの使い方は上手なのだけど。
何より、この芝居にのめり込めないのは、
バルコニー席の下手の一番舞台よりの席は、

舞台、上手半分しか見えやしねえ。
背景の近くで芝居遣られると、
わけわからんだし。
しかも、ラストはそれ多いし。
それで、A席料金とは何事かよ。
よく判ったのは、舞台が水はけがいいことだけだわ。

前に乗り出されると、他のお客様がご迷惑しますと、
アナウンスされてましたが、3回ほど、前を乗り出したました。
あんまりクライマックスじゃない所で一秒ほどですが、、
だって、本当に判らないんだもの。すいません。

唯一の救いはギリシア悲劇は、言葉の演劇だということ。
オレステスがお母様を殺しました、という過去形を
誰かに語り聞かせる（その場を演じているのではない）
パターン多いので、耳を澄ましていれば、舞台から、
（かろうじて）取り残されることはないことです。

ラストは、大好きなお父様を殺したお母様の報復殺人をした
ムスコの罪（という内容だったのですが）は、どうなのか？という
重い内容を、アポロンさまが大岡裁きをしています。
↑というか、神が焚きつけたんだけどね。
で、やっちゃった、その後、ずーっっっっっっっっっっっと、
母親を殺した罪の意識に苛まれていたオレステスが
アポロンがやれって云ったんだ〜
と、云った時は答えてくれなかったけどね。
そして、ラスト、美味しい所だけかっさらっていったけどね。（声だけで）

というか、神がもっと早く出てくれれば2時間半は掛からなかったのか、
この芝居？とも思いますが、それがきっと神様というか、
ギリシア人の神様のとらえ方であり、テーマなのかもしれません。
所詮、人は神の掌で踊るだけの存在みたいな。（いい加減だなあ）
トロイヤ戦争とヘレネのオリンポス入りも、描かれてますし。

まあ、何にしろ、アソコの姉弟と、友達はヘンとか思いましたが。。
ともかく皆、オレステスが大好きです。
・・・・・・・・・・・・だって、そうとしか見えない（笑）
愛情が過剰だなのは、ギリシア人だから？それでいいのか？

後、友達さんは、冷静な時は格好いいのですが、
演技にのめり込んでくると、台詞がやぼったく聞こえるのは私だけ？？