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■ ブラザーフット
ダーリンはよくDVDを借りてくる。 普段は帰宅時間が遅いので、週末に観る事が多い。
今回観たのは「ブラザーフット」。
タイトルは知っていたけど、こんな映画とは思わなかった。
韓国映画ということで、タカを(?)くくっていた。
一言で感想を言うと、「戦争はイヤだ!」。
北と南の領土争い・・・。 罪のない人々の虐殺。 兵士たちのゆがんでいった心。 狂った人々の感情。
改めてこれが戦争なんだ、と実感した。
この朝鮮戦争は、そう遠い出来事ではない。(1950年勃発)
核兵器こそ出てこないが,全編血なまぐさい。 無防備な人々を平気で殺す。 目を覆いたくなる場面も多い。 敵も味方もない。仲間もない。 心はすさみ、感情は麻痺する。
南の兄弟兵士の話ではあるが、兄弟愛、家族愛も含め、いろいろ考えさせられた。
この戦争は朝鮮戦争特需をもたらし、日本経済復興のきっかけとなったらしい。 また、朝鮮戦争の北朝鮮・中国の脅威により、アメリカは日本の再軍備と自由主義陣営としての早期独立を検討しなければならない状況になり、警察予備隊の結成を命じ、その後の自衛隊設立の要因になったそうだ。
日本にも大きな影響を与えたんだなあ。
戦争・・・。
無関心ではいられない。
今の日本は自国が戦争をするのには反対だろう。 愛国心の薄れたこの国、小さな島国日本。 それはある意味幸せなんだろう。
領土も宗教もさほどこだわりがないように見える日本でよかったのかも。
戦争に興味を持たない若者が多い。
そんな人に是非観てもらいたい。
細かい事は置いといて・・・
私は戦争がイヤです!。
2005年02月06日(日)
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