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■ お茶の花
お茶の木の花を見たことがありますか?
この田舎では、お茶が特産品である為あちらこちらにお茶畑があります。
ちょうど、昨日我が家は「秋整枝」なる、お茶畑の手入れを済ませました。 その時に、いくつもの可愛らしい、お茶の花を見つけました。
4枚の真っ白な花びらに囲まれた、沢山の黄色いおしべ。 とっても、可愛らしい花です。 花の横には、もうすぐ咲こうとしているつぼみが膨らんでいます。
この花、私がここへと継ぐ前から・・・、 そう、産まれた時から知っていました。
名古屋の我が家(実家)の垣根は、何とお茶の木だったのです。 だから、お茶の葉っぱや、お茶の花、そして、お茶の実は、 幼い頃の私にとって、絶好の「ままごと」の材料でした。 ある意味で、私はお茶の木と共に育ったのかもしれません。
まさか、お茶の産地へ嫁ぐとは思いも寄りませんでした。
今は、肥料をやり、整枝し、お茶を摘んだり、刈ったりしていますが、 あの頃のように、お茶の花を摘んだり、お茶の実を集めたりはしません。
さっき、お茶の枝をちょっとだけ、折ってきました。 白い花と大きく膨らんだつぼみがついている枝を。
PCの前において、こうして眺めていると、 あの頃の自分が、見えてきます。
無邪気に笑ったり、泣いたりしていた幼い頃。 お茶の花を沢山摘んで、妹とままごとをしたっけ、 お茶の実を沢山採っては、割って遊んだっけ。
今は・・・ こんなに、まわりはお茶の木だらけなのに、 落ち着いて花を眺める事なんて一度も無かったような気がする。
一輪のお茶の枝を引き寄せて、そっと、においをかいてみると、 遠く、懐かしい、青い香りがしました。
2001年10月14日(日)
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