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■ トラウマ
私は歌を歌うのがあまり得意ではない。 特に人前で歌うのは、大の苦手。 今のこの時代にカラオケマイクをなかなか握ろうとしない人間も珍しい。 雰囲気は好きなんだけど・・・。
これには、あるトラウマがあるのです。
その昔、彼氏と居酒屋で飲んでいました。 カラオケを歌うことになり(恥ずかしがり屋の)私は、しぶしぶマイクを渡され、歌う破目になりました。 今でも覚えてる・・・。あの曲は確か、中森明菜の「飾りじゃないのよ涙は」。 出だしから、外れた。 戻そう戻そうと、音程を考えながら必死に歌う私。 なのに、どんどん外れていく。 自分でわかっているのに、戻せない。 谷底に落ちていく気分。。。。
結局外れたまま、「飾りじゃないのよ涙は」は終わりました。 見知らぬ人からの、お決まりのお情けの拍手、拍手・・・。 惨めな私。
それを・・・ そんな私に、彼は「めちゃめちゃはずれた」 といって、笑いのネタにしたのです。 それも、何度も何度も。 さらに、真似をして、歌ってみたり・・・。
そんな訳で、私は「歌を忘れたカナリア」になってしまいました。
その彼氏はいまでも、私の横にいるのです。
2001年03月11日(日)
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