ちゃーむす日記
ちゃーむす



 いつか見た夢

私がまだ小学生だった頃、ある夢を見た。
それは、自分の部屋の窓から外をのぞいたら、目の前の路地を「市バスが通っていった。」と言う夢だった。
私の家は大通りから一本、裏に入ってる。
普段市バスは、表の大通りは通るが、どう考えても目の前のこの路地を通ることはありえない。

それが・・・・。

何年かたったある朝、(たしか中学生か高校生になっていたと思う)布団からおきて、ふと窓の外を見ると・・・なんと!市バスが目の前を通っていたではないか?
「えー?!」
忘れかけていた光景が再びよみがえった。
(これって・・・いつか見た夢じゃあ・・)

なんと、大通りに面した医院が火事になり通行止めとなりやむなく、市バスは迂回してこの路地を通ることとなったらしい。

嘘みたいだけれど、ホントのお話し。
まあ、ただの偶然なのかもしれないけれど、その頃の私にとってみれば、こんな小さな路地をバスが通るのはありえないことと思っていた。だから、この光景にはとっても驚いた。

今、考えてみればこれは、「偶然」というより、「可能性」があったということだったのだろう。
世の中、「偶然」とか「ありえない」とか言われていることは、本当には「可能性」が無いわけではない。
いわば、全ては「可能性」を持ってる。

私は、そう思う。

私の見た夢も、予知夢__などといわれる大それたものでもないと思う。

世の中、不思議なことがいっぱいあるけど、「偶然」と「可能性」は、紙一重。

どっちも、「夢」があって、ワクワク感じてしまうのは、私だけでしょうか?





2001年02月25日(日)
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