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■ 絵本と感動
今日は体調があまりよくなかった。 といいつつ、岐阜の「大きな木」という、絵本の専門店に教育委員会と読み聞かせボランティア「夢風船」のメンバーで行ってきた。
そこは、こじんまりとした一見、喫茶店かと思うようなたたずまいだった。 中にはいると、沢山の絵本が見やすいように陳列されていた。 種類が多すぎてどれにしようか迷ってしまうくらいだ。
創作絵本、昔話、子供向け小説、大人でもいける詩集・・。 夢の世界にタイムスリップしたようだ。 幼い頃読んだ記憶のある本や、自分の子供達が好きな本、私のお気に入りの作家や、見たことの無いような色彩の絵本、なんとも可愛いいそれでいて何処となく懐かしい本たち。
小さい頃私は本を読むのが好きだった(と言うより、文字を読むことが好きだった。)特に絵本は、その挿絵がきれいだったり印象深かったりで、今も頭の中に焼き付いているのもある。
それにひきかえ、今はほとんど本を読むことがなくなった。 絵本を読んで感動したあの頃の私は何処へいってしまったのだろう。 そして、子供達に、本を読んであげることさえも最近は少なくなった。
大人になるといろいろな知識は増えるけれど、純粋に感動したり、不思議に思ったり、「なぜ?」と疑問に思うことがめっきり少なくなった。
「大きな木」で沢山の絵本を見ながらふっと思った。 「感動」は自分で得ることもあるけれど、時には大人が子供達に与えることも、そして一緒にわかちあうことも、必要なのではないか・・・と。
2001年02月07日(水)
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