別大陸マイン。
よく、 「好きなものだから手に入れたい。」 だとか、 「好きな人だから付き合いたい。」 だとか聞く。 どうしてそう考えるのだろうか。 欲しい全ては手元に置いてしかるべきだというエゴイズムを 正しいものだと擦り込まれてしまっているのか。 好きならば、遠くから眺めていれば良いのだし、 むしろそっと見ているだけのほうが長持ちするというものだ。 触れれば磨耗し、手元が狂って破損する確率が増すだけである。 本当に大切ならば、触れようとは思えないはずであろう。 遥か彼方のそれをいつまでもただ眺めていよう。 |
零と壱の綴れ織。 | ||
過去 | 一覧 | 未来 |