8月17日は観音さんの日です。
海津3町(東町、中村町、名小路町)はそれぞれに観音さんのお寺ありますが、ほろよいの住む名小路町は宗正寺の観音さんにおまいりにいきます。
早朝、役員の皆さんが「のぼり」を立てることからはじまります。
お寺をお掃除して提灯をかざり、夕方から灯がともされます。
宗正寺の正面には「十一面観音」の大きな提灯が。
真言宗のお寺ですから「護摩」を焚きます。これはそのための仏具の数々。
護摩を焚くのは、隣のお寺「宝憧院」のご住職です。
護摩のあとは、一同で御詠歌をとなえます。内容は難しいお経ではなく、弘法大師に縁のふかい西国33箇所のお寺にちなんだ歌をとなえながら、お寺めぐりをするような内容です。
30番竹生島宝厳寺と31番長命寺の御詠歌。
柳のように「長」い、「命(いのち)」「寺(でら)」と、掛詞の技法がつかわています。
お寺の周りから聞こえる虫の声にまざりあい、哀感のある朗々とした調子が晩夏の寂しさをさそいます。
ご本尊の「十一面観音像」。精緻で優雅なお姿におもわず絶句。
観音さんファンのための解説はこちら。
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