海津ほろよい日記
湖畔の酒蔵 ほろよい社長の日常

2003年05月07日(水) アクセス1000突破御礼(30日目)

本日、弊社のホームページへのアクセス数が1000を突破いたしました。

4月8日にアップ以来、ちょうど1ヶ月、おつきあいいただきました皆様には厚く御礼申し上げます。

専務の私は文章とデータを提供していくだけで、これを編集しているウエブマスターの幡さんの力によるところが多いと思っています。

ちいさい蔵ですが、地酒の蔵元ならではの酒の情報、地元の情報を発信していきたいと思います。今後ともよろしくお付き合いください。


本日は6時すぎ起床。先月末のお祭りや、町会議員選挙、ゴールデンウイークのおみやげ需要などで、在庫が3ケースになっていた金紋、本醸造のビン詰を9時より開始、これから1.8リットル瓶の出荷は目に見えて少なくなるので、最盛期の半分の量をビン詰め、11時前に終了し、午後からは小口の配達にまわりました。

連休中にある程度はけたのか、純米酒の720ml詰とか、辛口純米生原酒や吟醸生の300ml詰など特殊物の注文が多かったです(ビン詰めやらラベル張りやらこまこまと手数がかかるのですが、この御時世注文をいただけるだけありがたいと思わなければ)。

社員のみなさんには、ビン詰めの後始末の後、近江銘酒蔵元の会の頒布会の5月分のお酒の準備と、明日詰める純米大吟醸のビン詰め準備をしてもらいました。

この頒布会、20の加盟蔵元から、それぞれ純米酒、純米吟醸クラスのお酒が、つめ合わされ、価格も300ml詰1本440円程度とけっこう出血価格で提供している割に発注が少ないのです。

滋賀県の本気でやる気のある蔵が、商売気を出さず、自分の蔵の自信作をリーズナブルな価格で出しているのに総口数が県下で500セット以下(県下20の蔵元の、本年の仕込み結果が一目瞭然でわかるというこんな企画は他の県ではやっていないぞう!)

あまりにふがいない小売店さんが多く、出品している蔵元にも購入の依頼がくるという情けなさ(ちなみに弊社は10口頼みました)。

ビールや発泡酒はディスカウンターにお客をとられ、ワインは専門知識がなくてダメ、焼酎も「いいちこ」の割り当て待ちで、宮崎の有名焼酎蔵と直取引もない。
利益商品は自分の足元にある、昔からお取引している地酒蔵しかないと思うのですが。

もし地元の地酒蔵がなくなったら小売屋さんは何で商売するんでしょうか?
酒団法成立50周年記念事業とか雲をつかむようなことを言わずに
もっとがんばって地酒を売ってくれい!













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