2003年04月17日(木) |
お酒の少量多品種化に思う |
昨日とは一転して、会社で落ち着いて仕事ができました。
おだやかな日が続き、桜はまだまだ楽しめます。週末もそこそこお客様がおいでになりそうな気配がするので、冷蔵庫でがんばって720mlびんのラベルはりです。
冷蔵庫の外に出すとたちまちビンが結露してしまい、マイナス3度の冷蔵庫の生酒などは結露どころかうっすらと氷がはってしまうほどよく冷えています。しかたないのでやむなく冷蔵庫の中でラベルはりです。
生原酒に、生原酒のうすにごり、ざるでこしただけの濃厚なにごり酒と一つのもろみで3種類も商品化したものだから、ラベルを間違わずにはるのに神経をつかいます。
でもそれぞれにお客様がついて、「おいしいね」と言ってもらえるのではげみになります。
科学の進歩でレーザープリンターと、ウィンドウズ98のコンピュータ。イージードローイングソフトのG.CREW7を使って、自分が思ったようにラベルを作成できてしまいます。
消費者様の需要に柔軟にかつ即時に対応できる商品展開ができるので、零細造り酒屋としては便利なことこの上ありません。
作業をする専務や社員としては、神経をつかい煩瑣な作業になるのでたいへんなのですが、この大不況の御時世に、わざわざ車を走らせて田舎まで酒を買いにきていただいたり、送料がかかっても送ってくださいというありがたいお客様にささえられて吉田酒造は命脈をたもっています。
この場をかりまして竹生島ファンの皆様に心よりお礼申し上げます。
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