海津ほろよい日記
湖畔の酒蔵 ほろよい社長の日常

2003年04月09日(水) 新酒品質検討会へいってきました

栗東市の滋賀県工業技術総合センターで開かれた新酒の検討会へ行ってきました。

今年は県内25の蔵元から82点の出品がありました。

会場へ行くと大阪国税局の鑑定官室(いつも酒造りのシーズンには、この部署から巡回指導と称し、私どもの蔵に醸造指導においでになります)のF室長やら、大津税務署(こちらは酒税事務や酒類販売免許に関して日ごろおせわになってます)のT酒類指導官やら、県の商工観光労働部長、そうそうたる方々が御臨席、NHKまでテレビ取材においでで緊張いたしました。

各社の本年の新酒は上々の出来。各蔵の個性が表現できているお酒が多く見うけられました。

滋賀県の地酒業界のよいところは、酒質のバランスのよさと、各蔵がそれぞれの持ち味や個性もっているところ(県でひとくくりできる固定イメージを県産酒がもたないことがこれから重要になってくると私は考えています)、

そして何よりも醸造にかかわる蔵元や社員が若く、情熱をもち、お互いに気軽に酒造りの情報交換ができ、一杯呑めることだと最近とみに思います。

新潟や静岡などの有名ブランドを数多くかかえる県にくらべると、無名で小ぶりではありますが、着々と実力をたくわえてきていると実感します。

うちの酒もまあまあの評価をいただけたようです。
あしたはレギュラー純米酒のびん詰です。




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