「イタタタタタタ、イタイイタイイタイ!!!!!それはむりむりむりむり!!」
テレビでスキーしたり がんがん柔道でなげまくってる人の映像を見ながら つい自分の股関節を抑えて 想像してしまっている私です、 いかがおすごしですかみなさん。こんにちわ。
一緒にいる人に 「えっ!?!?なに!!いたい?!いたいの?!?!!?大丈夫??」 といわれ、
「あ、いや・・・イタイ・・ていうか、痛くないけど・・・なんていうかまぁ、 痛かったりして。・・・な、なんちって。へへ・・」
とか挙動不審な答えをしてしまう今日この頃。
いやあ。 毎日痛みとの ざ、がまんガチンコ勝負! イタイとさ、あることないこと勝手に考えちゃうんだよね。 あまりに入りこみすぎると『死んだ方がいいんじゃないか」とか そこまで及んでしまって
は、と気付き
「オイオイオイオイ。アンタ、昨日もごはんおかわりしたじゃんか。 こんなにソラがでかいじゃないか!こんなに刺身がすきじゃないか! にゅーよーくに、いきたいか! っおーー!!!」
・・・・・と思いなおしてあほか!と自分を盛上げてる毎日です。
いや、盛り上げているというか、多分本当にバカ明るい性格でよかったと。 うじうじしたってあほくさいよねぇ。
とりあえず、人生はこの先・・・とかより、この股関節ちゃんを ナオすことが先決だわ、そうなの、そうなのよ。 それからのことはその時しか考えられん。
だってまだなんにもわからんのだもの。
そんなわけでね、
外出すると痛くなって数十分が限度なので 今、殆ど家で横になってることが多いですね。
そんなとき、頼りになるのが、本。 イヤ、本好きでよかったよ、ほんと。
この機会にいろいろな本が読めて なかなかシアワセモンです。
最近読んだ本でこりゃやばいと思ったのが
横山秀夫氏の「クライマーズ、ハイ」。 半落ち、書いた方ですね。
この方、元記者さんなんですって、奥さん。 このクライマーズハイはね、新聞社の定年間近の男性が主人公で。
めちゃくちゃ男社会をリアルに描きつつ、オトコのどうにもならない しがらみ、ジレンマ、仕事中心のストーリーの中で同時進行しながら その他の彼の人生も時間をいったりきたりしながら うまく描いてまして。
感動もの、とかここは泣かせる場面だな、とかそういうものは ないのですが、所々でめちゃくちゃ泣けました。 ありがちな感動涙でなくて、もっと深いところのものでしたね。
私の世代でギリじゃないでしょうか、ググ、っとくる年代。 理解したつもりだけれど、自分はギリで理解できた、という感じはします。
一番読んで欲しいなと思うのはやっぱり 世の30〜高齢の男性。 社会に生きる方。
または、社会にもまれていろいろな 思いを抱えている方にも、年齢性別関係なく 感慨深いものがあるのではないかと思います。
この本の中で、ものすごく心にずかん、ときて コレからも忘れずにいたい言葉2,3あったのでメモしてとってあります。 そして、読み終わった後父に勧めました。
みなさんも、よかったらぜひ。
お、なんか前向きなシメだな。いいぞ。
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