今日。(本当は29日ですが)
仕事仲間が、仕事中に午前、午後と一日に二度も過呼吸で ぶったおれました。
毎日過ごす仲間の中にどうしても苦手な人がいると。 その人の名前を聞いたり、視界に入って来たり 会話をしたり、またはこのあとその人と接しなければいけないこと を考えると心臓が痛くなって過呼吸を起こし倒れてしまうのです。
決して甘えるだけの弱い人ではありません。 1年ずっとずっと笑顔で、苦手な人の前でも元気いっぱいに 一生懸命やってきて、積み重なったストレスの結果です。
倒れた彼女を抱きかかえて裏の部屋に入り、 一緒にそばにいるとき彼女は泣きながらこう言いました。
「仕事中なのに、迷惑かけてゴメンナサイ。綾にも、みんなにも 迷惑かけてゴメンナサイ。こんなんじゃだめってわかってる・・」
彼女の心は使い古してボロボロになったぞうきんのように きゅ、っとキツクしぼられ、解きほぐす方法もわからず どれだけ苦しいだろう、と思いました。
心が苦しい、あれがやだ、これがつらい、 そう思うだけでも苦しいのに 我慢しすぎて精神ではコントロールできず 過呼吸となって症状としてでてしまう。
きっとモノスゴイでしょう。
今日、強く思いました。
私が毎日めそめそしてたらこの仲間を助ける事の出来る力ももてないじゃないか!
そんなんじゃだめだ。 しっかりしろ、自分!と。
実際どうしたらいいのかわかりません。 話を聞いて、共感して、(実際ものすごく共感できる内容ではある) 抱きしめて・・・ それで彼女が少しでも楽になってくれるのなら いくらだってします。 実際、苦しんでいる彼女を見て無条件にしてしまうことは、 そういう母親的な愛情をもって彼女を抱きしめることです。 そして 彼女とその、苦手な人があまり接することの無いように 日々行動することもある程度は出来ます。
だけど、それはあまりにも小さな単位の解決で、 根本からの解決にはならないでしょう。
本当の解決は、彼女とその人がわかりあい、 同じ空間にいることに嫌悪感を抱かず仕事をこなすことができるように なること。
・・・・・・精神を超えて自分ではもうコントロールできないほどの苦痛が 過呼吸、心臓の傷み、として体に症状が現われてしまう彼女に 「がんばれ」「強くなれ!」「のりこえろ!」 ・・・なんて言えません。 そんな気持ちと、この1年間彼女は一人で充分戦ってきたはずだからです。
・・・・・どうしたらいいんでしょう。
ツライよ、苦しいよ、という精神的なものだけなら どんなにつらくても叱咤激励すると思うのですが 本人のガンバル意識を乗り越えて不本意にも 体に症状が表れてしまうほどの苦しみを抱いている 仲間を、事実他人であるわたし(もしくはわたしたち)が 救うことは出来るのでしょうか。
・・・・わかりません。 助けたい。
********************************** なんともゴールのない迷走日記でゴメンナサイ。
本当に、ただのつぶやきでしたね。
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