毎日生活していると、
カオに、にきびができることってありますよね、ね、ね。
ないですか？




にきびができちゃって会社に行くと、
「ああーーだめじゃん、にきびーー」っていいます、いわれます。
でも、まぁそれだけでおわります。
治ったら「お、よかったな」。
うん、それでおわります。

・・・ふつうの場所なら。


でもね、ウチの会社で、絶対ににきびを作ってはいけないバショがあります。
私は、いまのところまだないけど、
できそうになるとホント焦ります。
どこでしょう。
どこだと思う？


それは・・・




『鼻の頭』です。
ぽち、ってね。
赤いの。



鼻の頭ににきびが出来ると、ウチの会社では、こういうおそろしいことになります。
それが、先輩でも、後輩でも、関係なく。
そう、こういうことがおこります。



「おはようございま−−す、ボヤッキーーー」
「ボヤッキー、すいません、そこのおぼんとってもらえます？」


廊下の遠ーーーーくから大声で、
「ボヤッキーーーーー、そこの窓しめてーーーーーー」




そう、そうなんです。
鼻の頭ににきびが出来ると、暗黙の了解で、ソノヒトはたちまちボヤッキー。



・・つらっ！
つらいです。



最初はふざけていっていたものの、ほんとに忙しくて死にそうな時も
真剣なカオで、「ボヤッキー、そこの煮魚もってきて！！！っはぁ・・っはぁ」
って
いわれるんで。




コノ前男の先輩が（ソノヒトは見た目はけっこうかっこよくて、サーファーさんです）
鼻ににきびつくってきたので、
ここぞとばかりにボヤッキーボヤッキーいってやりました。
ああー、きもちよかった。

彼も、「クソ・・・今のオレは、確かにボヤッキー・・・ああ、そうさ・・・」
と無念だったのでしょう、だまってボヤッキーになってました。
というか、なりきらなくても鼻ににきびがあるだけで、
自動的にボヤッキー、はい、おめでとう。




でもさ、その先輩、今日の朝もうなおってやがんのーーー
「クソッ・・・ボヤッキー、なおりやがったな・・・っち」
といってやりました。

「ふふ」
とわらってやがりました、ボヤッキーめ。
昨日までボヤッキーだったくせに・・・。くやしいっ。




元ボヤッキーは、綾のこと、「アホアホマン」とよぶようになりました。
く、くやしい・・・・・
なんでワタシガアホアホマンなのさっ


くそっ・・・・





でも、もう、彼をボヤッキーと呼ぶことは出来ません、
あーーーーくやしい。
早く、誰か・・・

次のボヤッキーはだ、だれなんだろう・・・くす。

（自分だったりして・・・オイオイかんべん）





・・・ここまで書いて、「ボヤッキー」をしらない人は、なんのこっちゃ、って
感じだよね？
そんな人は、是非ご一報を・・・。