にっきちゃん。

2001年04月17日(火) 明日から、3日間。

タダイマ、夜の1時なり。
今仲居さんの新年会、「おつかれさん会」がおわりました。

なんだか、最近仕事がイヤでいやでどうしてもいやで、
伊豆から、ココから、そのキモチから、この空気から抜け出すことも出来なくて
泣いたりもんもんしたりしていたけれど、
とてもリフレッシュできました。

みんなと、仕事の話、オモシロバナシ、胸が熱くなるような経験談、
話す時なんてなかったから。
だって、みんな時間がないんだモノ・・・。


でも、でも、いろいろ話して来ていっぱい笑ってきました。
みんな、この旅館をオープンさせて、(うちの旅館は、まだオープンして3年しかたっていないのです)
いろいろな道があって・・。



今では考えられないほどもっともっときつくて、きつくて、きつくて、
最初はルールもなかったわけですから。
聞いているだけで、みんなを尊敬して、愛しく思ってしまう、
今日の時間でした。



そして毎日毎日違うお客様をフタケタの数だけもっているわけですから、
色んな出会いも経験しているわけで、
そんな話しが・・・すごかった。
っていうか、綾、全然うまくいえてないな。うっうー。


ホント、みんなの話しすごいんだよぉ。
ホントに、聞いてほしい!!!

お客様全員がお食事している時間、
館内の停電が起きたときの話とか、
本当に聞いているだけで、みんなの努力とか、
必死さとか、・・・・・胸が熱くなってしまう。



部屋から、廊下から、浴衣から、血まみれになった話とか、
大浴場の女風呂に夜中オトコの人が上着一枚だけで入ってきて
鏡の前で自分を見ながら○○○ーしてた話とか。(わ、わるいね・・・)
お客様同士、殴り合いになった話とか。
酔っ払って、窓に向かってオ○ッコしちゃったお客様とか。
本当に嫁にいかされそうになった話とか。
コンパニオンさんがお客様の部屋で・・・・・ってた話とか。
お客様が宴会の途中で元気になっちゃった話とか。
(オイオイ、シモばっかりじゃないか。)



とにかく、楽しかったし、なんか、みんなの心を聞けました。
よかった。
よかったんだよ。



そう、そして、何ヶ月か前に、ワタシが「波多野様」という、お客様について
かいたこと、覚えてますか?
4人で来ていて、おじいちゃんとおばあちゃんがいて、3泊していったかたの話。


そう、その波多野様が、明日また、明日から3泊の予定で泊まりに来るんです。
係はもちろん、ワタシ。

顔も、コトバタチも、雰囲気も、彼らと過ごした時間がどうだったかも、
鮮明に思い出すことが出来ます。
また、きてくれるんだ・・・・
ウレシイです。
この前、がんばって、よかった。
あきらめなくて、よかった。


明日からまた、3泊。
すごくプレッシャーだけど、がんばらなければ。

どんな、ココロをワタシは波多野様に見せることが出来るでしょう。
どんなことを、してあげることができるでしょう。
本当に本当にプレッシャーで、おしつぶされそう。
自分へのプレッシャーに・・。
がんばります、明日から長い私の3日間になりそうです。
がんばります、がんばります。



この前来てくれた時、ダンナさまは、目の前の海からあがる朝日の写真を
どうしても撮りたいといっていた。
一日目は、雨が降ってだめだった。
二日目は、寝坊しちゃってダメだった。
三日目になる前の晩、明日は、絶対に絶対に晴れますように・・・・!!!
お願い、カミサマ、!!!今日が、最後のチャンスなの!!!ってすごくお願いしたのを覚えています。

そして、三日目の朝、見事に晴れあがって、しゃしんがとれたよ、
ってウレシそうに、帰っていった。


明日、波多野様と再会したらまず、

「お写真、キレイにとれていましたか・・・?」

と、はじめよう。

そう、決めました。


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