やっとというべきか・・・。
池袋ウエストゲートパークを読み終えた。
娘の最終受験日の時も読んでいたから、もうかれこれ4カ月以上は経っていることになる。
ちょうどタカシと京一の決戦を前に、タカシ役だった窪塚が飛んだニュースがあって、映画「ピンポン」の時のように「飛ぶのだ」と言って飛んじゃったのかなぁ、と話していた。きっと窪塚ならやりかねない。それも生きている。窪塚だから生きていたのかも。フライデーの記事にも、私と夫が話していたことと同じような内容が書かれていて、最後には「ちょっと空を飛びたくなった」ぐらいの理由で済ませてしまうのではないだろうか、と締めくくられていた。
これ書いた人、窪塚ファン?と思いたくなる一文。
GTO時代からのひそかな窪塚ファンとして、池袋ウエストゲートパークしかり、ロングラブレターしかり、GO、凶器の桜、ピンポン、と、順番が前後しているかもしれないが、テレビ、特に映画はかなり楽しんだ。夫も好きだったしね。池袋ウエストゲートパークでは、どちらかというとキャラ的にはマコちゃん派だったけど、本の中のマコちゃんは、女関係ごちゃごちゃだし、ちょっと幻滅・・・、タカシは最後までかっこよかったけどね。手を広げて女の子の刺されるところは憎いねコイツって感じで、じーんと心にしみた。生きてるところがまたかっこいい。
そして日曜日、友達の芝居を観に行った。その劇場が池袋の東京芸術劇場。早くに着いて芸術劇場の周りを歩き、結局、マックで食べたんだ。その夜、本を読み進めたら、最終決戦で、「タカシが芸術劇場のほうから歩いてくる」という文があり、まさくし読んだ当日歩いたあの公園が「ウエストゲートパーク」であり、私たちが歩いた芸術劇場からタカシ(窪塚)が歩いてきた設定だったんだと思ったら、また胸が熱くなった。
友達の芝居は・・・、いっぱい笑ったよ。楽しかった。
さて、近況報告・・・
以前の日記以来、ずーーーーーっと忙しく、毎日の睡眠時間は2,3時間。
仕事で朝の4時頃に寝て5時半に起きる。朝ご飯食べさせて、弁当作って、夫を送り出して、子どもたちを送り出して、仕事して、掃除して、洗濯して・・・。全く寝ないでまた朝の4時に寝ることもあれば、昼過ぎから息子が帰ってくる間の1,2時間爆睡したり、夜の10時〜12時まで爆睡してまた起きて仕事していたり、必ず寝るのは朝の4時〜5時半までで、それ以外の睡眠時間はひっちゃかめっちゃかだった。
毎日が「限界」で、「もう限界、もう限界。」と言いつつ、夫の弁当、娘の弁当、時には息子の弁当を作っていた。
今まで、夫が仕事行く時には布団の中ですやすや眠っていた自分が、みんなが寝ている間に起きてみそ汁を作っているなんて、奇跡に近い。その奇跡を2ヶ月間続けているんだ。起きることができなくて弁当サボったのはたった1日だけ、エライと褒めるだけでは足りないくらいエラすぎる。
睡眠時間が少ないのは何も仕事のせいだけじゃない。子どもを病院に連れてったり、学校の行事だったり、はたまた友達とのランチだったり。とにかく食事はどんなに遅くなっても(昼食が夕方の4時になろうとも)しっかり食べるのと、すっごい忙しいのにもかかわらず小さな仕事ならちょこちょこ引き受けてしまうことにもあった。要するに自分で自分の首をしめているんだけど、友達との付き合いは私の中では睡眠時間よりも重要。それでまた元気に頑張れるからね。どんなに忙しくても誘われれば夜中でもビール持参で飛んでいく。気付けば、の話ね。不在通知が入ったまま気付かずに仕事していたりする時もあるし、真っ昼間に爆睡している時に友達が来たのに夢の中から抜け出せなくて帰してしまったこともある。
とにかくそんな日々が続いてやっと一段落して、息子の運動会があって、小学校のホームページのリニューアルも手伝って、それが先月末。
今はまた忙しい生活に戻っているんだけれど、睡眠時間4時間は確保されるようになったかな。
そんなこんなで私が忙しくしている間、息子は勉強をしなくなり、塾のテストはエライこっちゃ状態だった。頼むから受験なんてやめてくれ、そう何度も哀願したが頑固として「受験する」と言い続けている。あのね、今のあんたの学力じゃ行くとこないのよ、わかっちゃいない。それからひとつわかったこと。上の子の時にはさすがに0点は取ったことないが(6点はあった)、息子が取ったということ。0点でも驚いたが、0点なのに評価が3だったのにも驚いた。いろんな経験をさせてくれるわ、我が子たち。
上の子の中間テストの結果も出て、国語、数学、理科は平均点、社会と英語は平均以下、順位は全体の5/6のところにいる。要するに下のほうってこと。ビリじゃなくてよかったね、って感じ。数学は自信あったみたいで2問くらいしか間違えていないはずだったらしいんだけど、記号逆さまに書いていたり、本人相当ショックだったもよう。塾の先生も「もっとできていると思った。」と悲しげだった。中学受験で散々やってきたミスだけに、私はまあそんなもんだろう、と思っていたけどね。取れるところを確実に取る、それができない彼女だからさぁ。
そんな今日このごろ。
窪塚くん、どうか復帰してまた元気な姿が見られますように・・・。
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