2003年07月09日(水) |
長崎の五島列島(2日目) |
私はここにいる間、おばあちゃんの横で寝ることになった。 おじいちゃんがそうしろ、と言い、おばあちゃんも喜んでいた。
朝から洗面台の掃除をして、廊下の拭き掃除、83歳のおじいちゃんにしては綺麗にしているが、家が広いだけに手が届かないところがいっぱいあるようだった。だからとにかく掃除しまくり。
午前中も早いうちに墓参りをして、途中、親戚のおばさんから電話が入り、母を呼んでいるというので、代わりに私が向かう。
親戚のおばさんから、亡くなった弟への香典を受取り、おじいちゃんから孫が遊びに来てるから、と喜びの電話をしたようで、孫に3,000円、渡したいと言われた。来ている孫って私?だよなあ。と思い、私がこんなにも成長したのを見て驚いていた。
「そがんなったとか。いくらかね。」
いくら???
「子どもばおっちょっとか。いくらかね。」
またまた、いくら???
あっ、そっか。
「私は36で、子どもは小学校6年生と3年生です。」
「そげんか。よかねえ。器量もよか。スタイルもよか、痩せてもおらん、太ってもおらん、ちょうどよかったい。さあ、飲め飲め。」
と、サイダーを飲ませてくれた。
義父母からは毎日会う度に、 「太ったわねー。」 と言われて続けていたので、褒められてとても嬉しかった。
ちなみに、そう言われて嬉しかったと祖母に言ったら、 「誰がそげんこと(太ってる、と)言うとか。ちっとも太っちょらんよ。ちょうどよかよ。」
と祖母も笑顔で言ってくれた。
私はさきほどお茶を飲んできたばかりなので、おなかはガボガボだったが、せっかくだからと頑張って飲み干した。
「12日までいますので、いる間はどんどん使ってくださいね。電話してくだされば来ますから。」
と言ったが、その後行くことはなかった。
そうそう、ここは小さな島である。 島はいくつもの山が繋がってできていて、家の後ろは山で目の前が海である。
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