待ちに待った窪塚くんが企画から加わったという「狂気の桜」。 夫は少し不満気だった。
近くの劇場では、15日までが上映期限ということで、 前売券を買ってたものの、機会がなく、 娘の塾に行っている間に行こうということになり、 急遽今日に決まった。
娘を歯科に連れて行き、ファミレスでお茶をする。 娘は15分程で電車に乗り、塾に向かう。 私と息子は自転車を家に置き、 バスで劇場に向かう。
夫は車で直接劇場に向かう。
現地集合ということを携帯でやりとりして決めた。
こんな映画に小2の息子を連れてきていいものか、 と不安大だったが、なんとか前半だけ乗り切ればOKだった。
私と息子は帰りの車の中でもずっと映画について語っていた。
「だまされたんでしょ?」 「そうね。簡単に人を信用しちゃいけないってことね。」
う〜ん、どういう事を教えているんだっていう気もするが。
前半のヤバイシーンは、時々、手で目を覆ってた息子だが、 後半は前のめりになって真剣に見ていた。
窪塚くんはいつもながら軽やかな挌闘シーンで、 RIKIYAさんのおちゃらけた顔はめちゃくちゃかわいかった。 夫は、須藤元気さんの演技が見られて満足だったらしい。
内容的には、結局何が言いたいの?
青春時代のもがき、友情、大人たちにいいように使われ、将来を絶たれてしまう。 勝たなきゃ、意味ないじゃん。
やっぱ、喧嘩するにしても、 「池袋ウェストサイドパーク」的な内容でないと、私としては物足りない。 じゃ、見るなよって? そりゃそうだ。
窪塚くんが記者会見の時に着ていたラクガキいっぱいのトレーナー。 「くそくらえ」ってな事がいっぱい書いてあった。 あなたは、「この世はくそくらえだ」ってそう言いたかっただけですか? 企画段階から加わったのは、何が伝えたかったからですか?
何だか腹が立って仕方がない。 これは作り手の思惑通りってことなのか?
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