思い、願い。。
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中学受験日記。 (上の子(娘)の受験は2004年2月まで)

中学受験日記から4年数ヶ月、その間、3人目出産、起業し・・・

2002年11月11日(月) 究極の痛がり

息子はかなりの「痛がり」である。

血を見るのが怖いのである。

「水いぼ」になり、病院で、おしりや太股の水いぼを30個くらいピンセットで取られた時は、痛すぎて歩けなくなったほどで。
看護婦さんは、苦笑しながら「大丈夫?」と聞き、
私は息子の態度がとっても恥ずかしかったりしたのであ〜る。

転んで膝を擦りむいたとする。
いつまででもそれを覚えていて、
ちょっと当たったくらいで、
「痛い痛い痛い痛い。」
とわめき、
「ほらね。」
と、ズボンをめくって見せ、
何も怪我してない膝を見て、
「あっ、違った。」
と、もう1つの足をまた見せるのである。

そんな事を繰り返していくうちに、
いつの間にか傷もなくなり、
どっちの足が怪我してたんだかも定かじゃなくなるのであ〜る。

今、息子は乳歯が生え替わっている最中で、
この前、やっと前歯が抜けた。

昔は糸でくくりつけてひっぱったり、なんてしなかったか?
息子は、「友だちはそうしてるよ」と誇らしげに言うだけで、
異次元の世界のことのように感じているようだ。

上の娘は、今ちょうど犬歯あたりがグラグラする時期にきていて、
自分で指でグラグラしてひっぱったり力づくで抜いたりしている。

もちろん息子はそんな事も出来ず、
ただひたすら抜けるのを待つだけである。

かろうじてひっついているような歯も、
決して触らせてくれないし、
歯を磨いている間にポロっと落ちるのが理想らしい。

上の前歯の1本は、そうやって歯磨きの最中に抜け、喜んでいた。

あともう1本。
これがまたかろうじてついてるだけで、
私はひっぱりたい衝動にかられていたが、それを許してくれないので随分と我慢した。

そして、つい先日朝、
「ねえ、誰か寝てる時に僕の歯抜かなかった?」
「知らない。飲んじゃったんじゃないの?うわ〜〜。」
「そしたら、うんちで出てくるでしょ。」

夫が帰ってきてから、
「ねえ、パパ、僕の歯抜いた?」


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「うん、そう。」
と恥ずかしそうに息子。

数日後の朝、
「見つかった!」
と嬉しそうに起きてきた。

ベッドから起きたらコロコロっと床に転がる音がして、
もしかしてって探したら自分の歯だったって。

なんだそりゃって思ったものだから、ちょっと記しておこうと思ったのであ〜る。


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