息子が水疱瘡になったことで、 昨日,今日と、予定をキャンセルせざるおえなかった。
連絡をすると、みんな決まって上の子の心配をしてくれる。 もしかして読んでくださった方も少しは気にしてくれただろうか。
気付いたら身体に発疹が出て、特に頭の中はひどいものだった。 病院へ行き、潜伏期間は2週間だと言われても、 電車の中?デパートで?くらいで、確信できる場所は特定できなかった。
ということは、そう、娘さんにも移っているでしょう、ということで。
ビッタシ2週間後に娘は水疱瘡になった。
なんてこった。 周囲に呆れられるわ、笑われるわ、責められるわ。 >当たり前だわな
この時点で予防接種を受けさせてしまうことも可能だった。 そうしたら軽くて済んだろうに。 今まで会った友だちにはすぐ電話して伝え、 友だちの中にはすぐさま病院に向かい予防接種をした子もいた。
行った病院はそういう治療を提案してくれなかったのでわからなかったのだ。 24時間以内でないと意味がないということも聞いていたし、 夫の力を借りず&自分の力だけで連れていける状態でなかったので断念してしまった。 そんなこんなで24時間は過ぎてしまったのだ。
今、水疱瘡になっている息子は、
「あー、予防接種受けときゃよかった。」
と、何度も何度も思い出したようにつぶやいている。 >まるで私への当てつけのよう
だからね、君。 水疱瘡の予防接種しに行こうとして病院連れてったのに、 待合室で熱を出して、急遽診察になっちゃったのはどこのどなたでしたっけ? 水疱瘡の予防接種行こうという時は、周りで流行っている時で、 それ以外の時は金銭的に余裕がないと後回しにしてたんだし。 >って、それは私の責任かい
結局、今、もっと金かかってるじゃん。 予防接種を受けさせた方が得だってことは十分わかりました。 神様、これ以上のバツを与えないでおくんなまし。
友だちんちでは、
それは災難だね、と電話でお悔やみ?申し上げたことがある。
息子は、水疱瘡ながら相変わらずいろいろやってくれる。 今日はホットケーキを作ってくれた。 400gのホットケーキミックスで大3枚焼いてしまう私と違い、 直径6cm位大の小さなホットケーキをいくつも焼いてくれるので、 少し幸せな気分になれる。
「今までで一番きれいなのが出来た。」
まんまるのホットケーキは、まるで売り物のようだ。 焼き加減もちょうどいい。
息子は、 学校でCをいっぱいもらってくるわ、 漢字のテストでは毎回0点や1点で、 毎日のように補習で遅く帰ってくる。 なんでも5点中4点以上じゃないと合格じゃないらしく、 合格になるまで補習をして帰ってくるってわけだ。 なぜか算数だけはほとんど満点を取ってくるんだけど、 国語はてんで駄目なのだから。
未だに「おかあさん」「をかあさん」と書いたり、 「おもしろかった」→「おもしろかた。」と書くし、
ねえ、これ違うよ、と言うと、
「おっもしろかた。」「おもっしろかた。」「おもしろっかた。」 と書き、その度に私はそれを言葉に出して読み、 夫は「なんだそりゃ、しゃっくりしてるみてーだな」と言う。
あれ?違うな、と言いながら、やっと正解に辿りつけるのである。
息子は「知の翼」という通信教育もやっている。
「あっけにとられた」という言葉を使って今までの自分の体験をもとに書きましょう。
という問題があった。
息子は、 「弟のいたずらをしたあとのにげ足のはやさにはあっけにとられた。」 と書いている。
ねえ、これ、答え見たでしょ。 あんた、弟いないじゃん。
あ。。 >顔色が変わる 「弟いればよかったーーー。そしたらバレないのに。」
そういう問題じゃないと思うよ。 その続き読んでやろうか?
「あっけにとられたことを思いだし、おうちの人とはなしてみましょう」
と、ある。
これ、※印の解説じゃん。 こんなんまで書いたらバレバレだよ。 こういうズルはやめようね。 >ニヤニヤ
バツ悪そうにしている。
実は、この行為はその問題の前にバレていた。
「目玉がとびでる」という言葉を使って文を作りましょう。
という問題で、
「おもちゃを買おうとしたがそのねだんの高さに目玉がとびでるほどおどろいた」
と書いてあった。
この文を読んで、「答え見たな」と思ったのだ。 息子にこんな高度な文章が書けるわけがない!からだ。
続いて「弟が」とあったので、確信を持ったのである。
さて、「目玉がとびでる」という文章に戻ろう。
結果的に息子は答えを元に自分なりに
「ローラーのくつがいちまんえんもしたので、めだまがとびでるほどおどろいた」
という文章を書いた。
息子はローラー付きの靴が欲しくて欲しくてたまらない。
「ローラー」と書かせるまでが大変だった。 なんたって息子はまだカタカナが書けない。
「書けるもん!書けないわけないじゃん!」
と言うんだが、試しに、「ム」「ネ」「ユ」 とか言っても書けず、「クなら書ける」とか言ってくる。 それは「書ける」ってことにはならないでしょ!
「ロ」は書けても「ラ」が書けなかった息子。 教えてやっと「ローラ」と書く。 「ローラー」とは書かずに「ローラ」のまま文章が続く。
夫と私は思わず 「♪ローラ、君はなぜに、ローラ〜」 と西条秀樹の物真似をするのだった。
「そんな歌ない!」
と怒鳴る息子に、
「へ〜ん、知らないの?あるんだもんねーー!!」 と言い返す私たちなのだ。
そんなだから息子は依然、頭がよくならないのだろうか。
そしてこれはつい昨日の話だ。 水疱瘡で辛いだろう息子を攻撃している親なのだった。 強く、たくましく、育て、息子よ!
最後に、息子は父親の影響で、ペーパークラフトを手がける。 こちらは夏休みの工作用として出展したものだ。 もう二度と作れないという程、彼にとって最高傑作だという。 以前の日記にもアップしたが、ウッディ追加で本日アップとする。
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