2002年10月20日(日) |
横浜雙葉中高の文化祭/画像付 |
横浜雙葉は、昔は閉鎖的で何考えてるかわからないとか、 ベンツやフェラーリじゃないと学校の送り迎えもできない、とか、 地元ではお嬢様学校として一目も二目も?置かれていた学校だ。
説明会で、そのイメージは撤回され、庶民的で暖かい印象を受けていた。
今日、初めて娘を連れていく。 友だち母&子と一緒、 行きは夫の車で送ってもらい、 帰りは友だちのご主人が送ってくれることとなる。
息子は水疱瘡であるからして、その間、家でお留守番。
山手11系統のバスに沿って、横浜雙葉文化祭の鮮やかな垂れ幕が見えた。 テニスコートの横を歩いていると、 生徒が交替で自分たちの前に立ち、それぞれの催しものの宣伝をする。 「○時から講堂で○○がありますので、よろしかったらぜひ足を運んでください。」 などなど。
講堂、体育館、運動場を横切り、教室の建物に行く。
まず、生物部。
★鶏頭の解剖 ドッグフードとして売られているという鶏頭煮を1つ取り出し、ピンセットで外の肉や骨をはがし、脳だけを取り出す。 友だちは怖がっていたが、娘は楽しそうに解剖し、楽しそうに手の平の上に乗せてニッコリしていた。脳に視神経がくっついている、ということを見たりしたらしい。 近くのテーブルには猫の脳の標本もあり、背骨や目玉もくっついていた。 >うっ。。
イモリとミドリガメがいて、娘はとびついてさわりに行った。 子供達は楽しそうに次から次と「かわいい!」とはしゃぎながら触っている横で、 知らない母たち同士が気持ち悪そうに娘が満足するのを待っている。
ヤモリとイモリの違い、 ヤモリは爬虫類でイモリは両生類だってっ。 >娘に教えてもらった。
★葉脈の標本 これは、整理券が必要だったので、整理券をもらい、時間になってから行った。 葉を煮たやつを、葉脈だけ残すようにして擦り、ドライヤーで乾かし、パッチする。
次に科学部。
風船ロケット作り 犬の形などにして遊べる長い風船わかるかな。 長いまま、おもりなどをつけて飛ばす。
スライム作り、 これは定番だね。
★人工いくら これはめずらしい!! 塩化カルシウム?をいくらか水を入れた中に入れてかき混ぜ、その中に食紅を入れて粉がなくなるまでずうっとかき混ぜる。スポイトで吸い、ある液体の中に落とすといくらができる。子供は食ったそうで、マズイと言っていた。持って帰ってきたけど、すぐ捨ててもうた。
色の心理テスト、
と、言われたそう。
とにかく、ほとんどが、勉強のクイズばかりで、 小さい子が遊べる単純なゲームはない。 下の子は連れていったら飽きてしまって大変だったろう。
クイズは、他の学校では必ずといっていいくらいある 「あきらかなヒント」 がどこにも見当たらない。 正解した数によって多少の景品は違ったりした。
それでも小5の娘たちは楽しそうに回っていた。
受験生対象としては楽しいイベントとなった。
イタリアの国旗 は、どれですか?
折り紙でいろんな色が短冊型に切られている。 選んでいる時に、たまたま持った白を 「合ってるよ。」 「う〜〜ん、そこでいいかな?」 「うん、それも使うよ。」 正解は、「緑,白,赤」
ハイキングに行きます。 クマに襲われないためには何をすればいいでしょう。
1.歌を歌う。 2.はちみちを顔にぬる 3.ニンニク
娘は考えている。
ずっと黙っている。
「楽しいことかな。」
まだ黙っている。
「踊ったりもするかも。」
まだ黙っている。
1.歌を歌う。
「はい、正解です。」
こんな具合だ。
生徒の中にはこうやってヒントを教えて必ず正解に導いてくれる人と、そうでない子がいた。
その他は、ギネスブックの話とか、 ○○さんの記録はこの中のどれでしょう、とか。
アンネの日記の作者は? アンネのフルネームは? アンネが髪の毛を黒く染めたら何色になった?
地理研究部 では、「ワールドカップ」について、だった。 ブラジルについての質問に答える。 ブラジルでサッカーのことを何という? ブラドルのサッカーの監督の名前は? などなど
娘が、ぜひ行きたいと言った茶道部。 彼女は「おかめ」の顔が好きで、 このキャラが書かれた茶道部に惹かれて足を運んだ。 抹茶50円を入れていただき、和菓子250円をいただく。 和菓子は4種類の中から選んだ。
その他、 模擬店のチョコバナナ150円 駄菓子屋のひもつき飴10円
そして、家庭部。 子供達が科学部でいろいろ体験している1時間程度の間、 友だちと二人で母親同士、 ゆっくりとミルクティー,ホットティー、抹茶ケーキをいただいた。 友だちの大好きな音楽が流れていて、彼女はとても上機嫌だった。 それを見ている私もなんだか穏やかな気持ちになった。 こういう時間は、ホッとする。
なんだかんだいって、2時半に出て、 友だちのご主人も一緒に、ファミレスで(遅い)昼ご飯を食べた。
実家に寄ってピアノの練習をさせ、 5時に夫に車で実家まで迎えに来てもらい少しして帰った。
帰ってくると、息子は寝ていた。 起こしても全く起きず、深い眠りにいた。
せっかく横浜雙葉の食堂で「まい泉のカツサンド」を買ってきたのに。 夫は大好きで2切れをペロリと食べ、夜遅くに起きた息子が残りの1切れを食べた。 大金400円もはたいて、たった3キレのカツサンド入り。 私にゃ、勿体なくて食えんっちゅー。
バザーでクッキー100円も何袋か買った。
家の中を見渡すと、行ったままの状態に更に磨きをかけて散らかっていた。 新聞の折り込み広告が部屋中にバラまかれ、 テーブルにはラーメンでも食ったのかであろう、どんぶりがそのまま放置されていた。
どうも、夫は1日ののほとんどを寝て過ごしていたらしい。。
もしかして。。と、胸騒ぎがする。
と言う。 呆れてしまった。 「言ってくれればよかったのに。」 そういう問題じゃないんちゃう? 父親たるもの、これでいいのか? それくらいの配慮はあって当然だろう。 私に依存しきってないか?
それも、自分は息子の部屋のベッドで寝ていたクセに、 息子は、和室の畳の上で布団もなしに寝ていた。 畳は息子の汗で色が変わってしまっている。 これじゃあ、このまま布団敷けないじゃない!
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