思い、願い。。
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中学受験日記。 (上の子(娘)の受験は2004年2月まで)

中学受験日記から4年数ヶ月、その間、3人目出産、起業し・・・

2002年10月17日(木) 母は怒っている!!/画像あり

昨日、塾から帰ってきて「牛肉のはらみ」と「ししとう」を食べた娘は、
それからずっと自分の部屋の掃除をしていた。

「物が多すぎてイライラする。
いらない物は捨てるんだ!」
と意気込んでいた。

何度か、「計算マスターやったの?」
と声をかけるが、
「まだ終わってない。」
と言うばかり。

またしばらくして、
「ねえ、ひょっとして『終わってない』んじゃなくて、『手をつけてない』んじゃないの?」
「そう。」

そんなこと繰り返して娘の部屋に入る。
>夜11時半

「これで片づけたって言えるの?」

アクセサリーはあちこちに散らかっている。
シールはバラバラになっている。
学校の教科書は散らばっている。
ブツブツ責めながら片づけまくってしまった。

友だちと交換したまだ使ってもいないメモがポロポロと落ちている。
ねえ、これ、使えるよ。

「今、それどころじゃないの!
明日の支度しなきゃならないの!」

>一体、今のいままで何してたんだっつーの!

私も整理しながら、ある発見をする。
塾の国語の本科テキストが無いと騒いでいた。
その本科テキストが裏向きに学校の教科書類の本棚に入ってたのだ。

「ねえ、それが何か見てごらん?」
「あ。。」

苦笑いしている。

だからいつも言ってるでしょう?
塾のテキストはここ、学校の教科書はここ、決まったところに置かないからこういうことになるの!
「ないない。」って騒いで塾にまで電話して、アホか!
ここにあるじゃん。自分でいれたんじやん。

バツ悪そうにしている。

結局、夜中の12時からベッドの上で社会と理科の本科テキストを私が読み、
質問して答えてもらう。
めずらしく授業を集中して聞いてきたらしい。
全部答えられるので、30分後に寝かせた。


私はその後、彼女がゴミ袋に入れた袋の中身を見て怒りが最高級に達してしまった。
明日 絶対 言ってやる!



今朝は起きるのが辛そうだった。
どうするの?遅刻して行くの?
何もないの?家庭科あるんじゃないの?

なんたって、この家庭科の宿題のために掃除してたんだから。
宿題が「掃除」&それに対するレポート。

慌てて起きて支度して出かける。

ここぞとばかりに昨日の夜の「ゴミ袋の中身」について怒りを爆発させる。

「塾からもらった計算プリントや小テストの紙が捨ててあったけど?」
「終わったから捨てた。」
「終わったって何が?受験が終わったの?終わってないでしょ!やった問題全部頭に入ってるとでも思ってるの?忘れちゃうから何度も何度も繰り返し問題を解くのよ。だから今までのテストだって全部取ってあるの。まだ必要なのよ。」

私が何のために今までのをファイリングして取ってあると思ってるんだ。
親の苦労が全くわかっていない。

「ノートもメモ帳も捨ててあったよ。
たった1枚でもお金と一緒だよ。1枚買ってちょっと書いたら捨てる。おかしいでしょう?
お金と一緒だよ。

1枚2円とか3円とかするんだよ。
>昔、この手のを計算したことがあるんだ

ママの入力の仕事なんて1文字0.4円とか0.5円とかの世界なんだよ。
あんたが捨てたこのノートのために、ママがどれだけ無駄に働いているのよ。
朝まで頑張って入力したってあんたがこんな事してちゃ意味ないじゃない。

毎日の食費だって少しでも安くするために頑張ってんじゃない。
あんた何やってんの?!

冗談じゃないっつーの!!

塾のノートだって何冊あるのよ。
(塾に行く時に持たせている)財布の中に入れてるお金は、
無駄遣いのためにあるわけじゃないのよ。
万が一何か必要かもしれないって入れてあげてるの。
ノート買って最後まで使わないでポイポイ捨てちゃうわけ?!
勘弁してよ!!」

これでもかこれでもかって言葉が機関銃のように出てくる。
昨日、ワナワナと震える手をギュッ!と握りしめて、噴火寸前の火山のようにフツフツと煮えたぎっていたんだからな!!
本当なら夜中でもなんでもたたき起こしてボコボコにして外に放り出したいところだったんだからな。

お母さんは怒っているんだ!!




今朝、起きたらこんなものが彼女の部屋のタンスの横に貼ってあった。






この鬼は話しの流れから言って。。紛れもなく私????
>かよ、おい!!

私があんなに怒っている間に、反省文でも書いてるかと思いきや、こんなものを書いていたなんてっ。

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学校から帰ってきても、尚、私の怒りは治まらなかった。
ゴミ袋にはまだ朝の状態のまま入っているのだ。

下の息子を病院に連れて行ってたので、娘の方が先に帰っている。
部屋に入るなり、

「塾のノート1冊80円、36枚だから1枚何円?」

計算している。>娘

「えーと、2円。」

「2.22222円でしょう?」

「うん、永遠に続く。」>娘

「ほら、これ何枚あるの?
1,2,3,4,,,,,,,
10枚あるよ。
ねえ、20円捨ててるってことだよ。」

ハッ!とした顔をして、
娘はそそくさとゴミ袋からちぎれたノートを取り出して机にしまいに行った。
やっとわかったか、思い知れ。


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