いよいよ、期待の娘の障害物リレー。 3位までは肩につけるリボンがもらえ、 4位,5位はもらえない。
いつも4位の娘が、障害物の練習では必ず3位だと言っていた。 今回は必ず、あの誇りのリボンがもらえるはず!
5年生にして3年の身長しかなく、1年の体重しかない娘。 大きい子たちに交じってスタートする。 大きい子たちがネットをくぐろうと入っていく時、 そこに娘の身長の空間ができる。
そうか! 娘はこの事を言っていたんだ。 他の子は大きくてくぐるのが大変だけど、 自分はスススっと通れるんだ、と。
大きな子たち二人がネットを持ち上げ入っているまん中を、 本当にスススっと通って行った。
出た地点で2位だった。 そのまま前だけを見てダッシュすればいいものを、 後ろを気にして振り向き行こうとしたその瞬間、 後ろから来た子に転ばされ、その間に、1人2人と追い越され、 一番最後になってしまった。
>あちゃー
立ち上がって最後から追いかける。 フラフープをくぐるところで追いつくと、 またまたあの小さい体でさっとくぐって1人追い越し4位に浮上。
ゴールは目前で、そのまま4位のゴールとなった。
ああ、これは、家で練習していた障害物競走だ。 実は、運動会に向け、娘と息子は障害物競走を家でやっていたのだ。
リビングからスタートし、目の前のフラフープをくぐる。 横の和室ででんぐりがえしをし、 リビングを横切り娘の部屋のフラフープをくぐり、タンスにタッチする。 廊下を通り息子の部屋に行き、笛を吹き、廊下のトイレの前のダンボールをくぐる。 くぐったら廊下の中央にある洗面所がゴール。
1人がこのルートで、1人はゴールからのスタートとなる。 何度も何度もやるうちに究極タイムになり、 二人同時にゴール、それ以上記録は縮まらないだろうくらいなっていた。
ああ、そうか、今まさに、その成果が。。
とにかく、転んで最後だったのに1人追い越して4位になったのは、 褒めてやろう。
娘の騎馬戦。 身体が小さく体重も軽い娘は、騎馬戦の上に乗ることになった。 4人の子たちが娘を支えてくれている。
第1回戦、あっけなく帽子を取られる。
知らなかったが、騎馬戦は帽子を押さえちゃいけないそうで、 後ろから取ってもいけないそうで。。 戦うぞ、という意思表示をして取り合うのがルールだそうで、 あっけなく取られてしまったことに対し、 下の子たちは「あれはズルイよ。」と言ってくれたそうな。 う〜〜ん。 自分には「どんくさい」としか思えなかったが。。
2回戦、意思表示をしてすぐさま娘が相手の帽子を落とす。 落とされた相手が娘の帽子を落とし返す。 先生が見ていて、落とされた後に落とし返すのは反則とのことで、 娘の帽子は返される。 終了。
1回戦、2回戦ともに勝った。 もし、2回戦で娘が勝たなかったから同点になっていた。 エライぞ!
息子の徒競走。 靴は脱げなかったけど、相変わらず4位だった。 お義父さんは、息子に、 「お前が3位になったら、逆立ちして一周してやるよ。」 と言っていた。 ちょっとドキドキしたが、一周せずに済んだ。
娘の組体操,息子の団体競技も無事終わった。
土曜日雨、月曜日雨に挟まれた日曜日の晴れ、 ホント、天候に恵まれ、運動会が出来て、喜んでいる小学校の保護者が多いことだろう。 だって、月曜日じゃ仕事で行かれない人も多いものね。
夕方5時頃、今日来られなかったお義母さんが来た。 「点天」という焼き餃子を買ってきた。 お義母さん、レシートも置いてった。
えっ?こんなにするの? 餃子ごときで。。
さすがお義母さん、と思ってしまった。 ごちそうさまでした。
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