思い、願い。。
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中学受験日記。 (上の子(娘)の受験は2004年2月まで)

中学受験日記から4年数ヶ月、その間、3人目出産、起業し・・・

2002年09月21日(土) 無題

昨日、夫が仕事から帰ってきて、
結局、昨日の日記に書いたような内容を、
全部じゃないけど大体。。爆発してしゃべってしまった。

床にプラスチックバックが落ちている。
拾って中を覗くと見覚えのある包装紙があった。

「これは?」
「おふくろからもらった。」
「私に?」
「ああ、おはぎ。」

思わず、泣き出してしまった。

包装紙は、知ってる和菓子屋さんのもの。
和菓子はこの家では私しか食べない。
この家にあるということは、私のもの、のはず。

私のために何か買ってくれる人がいる。
私の好きなもの買ってくれる人がいる。

「こしあん」「つぶあん」のおはぎが1つずつきちんと包装されている。
お義母さんがこの店に何か別の目的で行き、その時に私のことも思い出して、私のために買ってくれたんだ。

嬉しすぎて涙が止まらなかった。

本当はすぐ電話してお礼が言いたかったけど、
声に出すと泣いて話せなくなってしまいそうだから、
お礼を書いてFAXで送った。

「嬉しい。ずっと好きなもの我慢してたんだもん。大好きなコーラだって飲んでない。自分の欲しいもの何も買ってないんだもん。」
泣いている私。。

娘から電話が入る。
塾が終わって駅に着いたところだ。
「迎えになんて行かなくていいよ。」>夫
でもそういうわけに行かないから行く。

目は真っ赤、鼻も真っ赤。
下を向いて娘の姿を見るなりくるりと家の方を向く。

娘はそんな私のよそよそしい態度にふてくされているようにスタスタと追い越して歩く。

家に入るなり、夫は娘に話している。
「ママは大好きなコーラまで我慢して頑張って・・・」
とか、そんな言葉も聞こえてくる。

みんなはこの夏頑張った。頑張らない娘の成績は当然下がる。
毎日の計算もやらない。漢字もやらない。
そんなんでできるわけがない。
カリテの結果も戻ってきた。
国語が評価【3】だ。
当然だ、150点中43点なんだから。
悪くたって60点台だった。
それが43点なんて、記述が白紙なのはいつものことだが、
漢字と語句はやればできるはずだ。
計算なんてやれば1問3分あればできる。
それもやらない。
やる気がないのだ。
漢字だって2週間で40問覚えればいいんだ。
全部1日で覚えろなんて言ってない。

テレビ観たけりゃ観ればいい。
友だちと遊びたけりゃ遊べばいい。
学校から近くなった。
仲のいい友だちとの帰宅時間は20分も違う。
その20分で毎日の計算くらいできるだろう。
友だちと5時まで遊ぶ。
帰ってきて、塾行くまでの20分、漢字くらいできるだろう。

結局、なんだかんだ夫が話し、
またまた「受験やめる」って話になって夫は寝てしまった。
娘はこういう時だけ少しやって(勉強して)みせる。

やめるって言ったってどうせやめさせないんだからと思ってるに決まってる。
心の中で笑ってるんだ。
やめさせられるものならやめさせてみれば?的な、
その考えが許せないんだ。
それでやめさせてみろ。
「親がそうした。」
って思うに決まってる。

自分で決めたくせに、人のせいにする、
そういう人間に育つんだ。
我が子ながら情けない。

つい先日、受験する!と言ったくせにコロコロ変わる。
申し訳ないけど、もう一緒に住めないから、
施設に行ってもらえないだろうか。
ママのことも嫌いでしょう?
一緒にいない方がいいと思うよ。


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「それは言っちゃいけないよ。」
夫が優しく言う。

だって、壊れちゃってるのよ、もう、私。。


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