■日々コレ精進ナリ■
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ニュージーランド旅行記、合計180KB。
それを全部PCに打ちこんだおばかさんの戯れ言。
その一覧はトップページにあり。
2005年07月24日(日) |
2005年18きっぷ旅行記1日目 |
大阪08:30─(バス)─08:50伊丹空港09:30─(飛行機)─10:35鹿児島空港11:00─(路線バス) ─12:40枕崎駅13:07───13:43頴娃15:59───16:24山川16:31───17:55鹿児島中央18:00─ ─18:52川内
学生時代から続けている夏の一人旅も今回で6回目となった。いい加減一人旅は卒業しなけりゃいけない年齢になりつつあるんだけど、結婚のけの字もない状況では、遠慮する必要もあるまい、と今年も自分勝手に行動を取ることにした。というより、この旅を目当てに生きているくらいの勢いだ。
今回の目的地は、南九州・四国。九州は博多近辺なら何度か行ったことはあるのだが、南側(熊本・鹿児島方面)は初めてだ。そしてフェリーで四国に渡る予定。なのだが、台風7号が接近しているらしく、丁度26日あたりに日本に接近する恐れがあるらしい。この動きによってはフェリーをキャンセルして、中国地方に行く事になるかもしれない。いずれにせよ宿を予約しているわけではないので、どうとでも動きは変更出来る故、そこまで心配はしていない。
昨年同様、今年は伊丹空港からスタート。鹿児島空港へ向かう。南九州に行くことは決めていたけれど、大隈半島にするか、薩摩半島にするかをちょっと迷ったんだけど交通のバリエーションを考えて薩摩半島側にすることにした。宮崎空港へ行くと、すぐそこから電車に乗れるアクセスの良さも魅力だったんだけど、今回はやめておいた。
今日は非常に天気がいい。年のせいか、子供を連れた家族がやたら気になるようになり、子供の遊びスペースでピ○チュウのぬいぐるみを乱暴に扱っている子を見て殴りたくなるような衝動に駆られたり。鹿児島空港に向かう便はほどほどの着席率だが、空きは多い。予約をした際に窓際を指定していたので、景色の見える席に座る。
出発すると、あっという間に明石海峡大橋と淡路島が見えてきた。ああ…巻き込みたい…(塊魂をやりすぎの大人がここにいます)。淡路島北部の施設なんかもよく見えた。四国に入ってからはゴルフ場なんかもよく見える。ああ、巻き込みt(しつこいです)
予定通りに鹿児島空港に到着し、ここからは枕崎行きの路線バスに乗り換える。大型バスが待機していたが、利用者は10名程度。これで採算取れているのか、という疑問はこの際無視だ。高速道路に乗りひたすら南下してゆく。しかし鹿児島空港という割には市内まで遠すぎやしないか?高速使って鹿児島中心部まで1時間ってのはちょっと離れすぎてるぞ。これならまだ宮崎空港のほうがよかったかもしれんなあ。
枕崎へはバスで空港から約1時間45分かかる。12:45枕崎到着。駅前は、日曜日という理由なのかはわからないが、驚くほど寂れている。駅近くにあるスーパーマーケットも心なしか客が少なく感じる。終着駅の雰囲気は至ってこういうものなのだろうか。13:07に枕崎を出発する。始発から乗る人は少ない。途中の駅から乗ってくる人はもっと少ない。この路線も先は長くないのかもしれない。
それにしても、鹿児島空港からバスで枕崎へ行き、そこから電車で鹿児島市内に戻るというアホな動きをする人は俺以外にいるのだろうか。当然いるんだろうとは思うが、今年は「俺くらいしかやらんぞ、そんなアホらしい事」というのをモットーにしており、それを基準に行程を作ってきたつもりだ。昨年からやっているNHKの鉄道の旅に感化され、「私もやってみたい」と思う人が多くなっているはずだからだ。「人の数だけ旅がある」とは言うものの、手段が限られている故どうしても同じような行程になってしまうきらいがあると思う。そういう在り来たりな流れを極力排除し、多少の出費は覚悟の上で今年は動いている。
今回は時間に余裕を持たせてあるので、途中下車を増やすようにしている。枕崎線でもどこかで途中下車をするように行程を組んでみた。この線で有名な駅は、日本列島(沖縄除く)最南端の駅という西大山。しかし最近有名になりすぎている印象があるので(ジパング倶楽部の広告にも出ている)ここは避ける。もらってきた観光地図とにらめっこしながら、一番海に近そうな駅、頴娃駅に下車することにする。なんだこの字?「えい駅」と読むらしい。読めないし書けない。で、頴娃駅に降りてみたはいいが…何もない。いや、ある程度覚悟はしていたのだが、暑さしのぎに寄れる喫茶店なんかも全く無さそうな雰囲気だ。とりあえず海へと道を進んでゆく。乗ってきた航空機での情報では、今日は33度まで気温が上がっているらしい。ここには前原海岸という所があるらしく、少し足を運んでみる。これだけ晴れてるし、人も集まっててカキ氷とかの屋台なんかもあるかなー♪
絶望した。家族連れのミニバンが6台と、バイクが数台止まっているだけだ。なんてのどかな所なんだ。水難事故が起きたところで、当事者が悪いと一蹴されてしまいそうだ。のどかすぎて本当に人が少ない。せっかくなので開聞岳をバックに写真を一枚。さっき来た道とは別の道を進んでゆくが、こぢんまりした工場が2件ある程度で、何もない。人も歩いていない。こんな暑い中仕事なんかしてられるかーってな所か? 次の列車までは実に2時間10分、この調子で歩き続けてたらそのうち倒れるぞ俺。どこか…涼めるところ…ありませんか…。そうしているうちに県道へ出て、それらしい建物を探す。ついに発見!!・・・・ってファミレスじゃねえか。メシはいらねんだよーミックスジュースとか飲みてえんだよ(こんなところで大阪人を主張)。結局そこには入らずに違う店を探す。しかし見つかるのはふとん屋とかたんす屋とか、そんなのばっかりで飲食店はまるでない。そうこうしているうちに駅付近まで戻ってきてしまった。次の列車が来るまでまだ1時間近くある。仕方がないので日陰に腰を下ろし、持ってきた読み物で時間をつぶすことにする。しかし日陰でも暑いもんは暑い。たまたま近くにあった水道を勝手ながら使わせてもらい、タオルをぬらし首に当てる。これがとても気持ちいい。自動販売機で冷たい飲み物を買い、セミが鳴く中で本を読む。なんだろうこのシチュエーションは。
駅舎に戻り、独特の雰囲気を堪能したあと15:59の列車に乗る。冷房がよく効いている。先述の西大山駅の様子を見ると、乗用車が何台か止まっており、ホームに入ってきた列車を写真に収めている様子だ。なんというか、車で来るのはちょっと筋違いの気がするけどな。そして山川で乗換えをする。この駅は駅員がいる最南端の駅らしい。ここまでワンマンカーで来ているので、まだ本日の18きっぷの印を押してもらっていない。駅員さんに頼もうと思ったが、別のお客さんの応対が大変そうだったのでそのまま次の列車に乗り込む。(頴娃駅では乗務員の人に判を押してもらっていない旨を説明をして降りました)
山川から鹿児島中央までは、さっきの歩き疲れもあって眠りこけてしまった。目が覚めると、多くの人が乗り込んでいる。中には浴衣姿の人もいる。話の内容を横から聞いていると、どうやら今日は鹿児島市内でお祭りがあるのか?よくわからんが。花火なんかもあるんだろうか?ちょっと尋ねてみようにも、聞くに聞けない雰囲気だった。
鹿児島中央駅(以前は西鹿児島駅だった)に着くと、時間は18時前。そろそろ今日の宿探しをしなくてはいけないのだが、鹿児島中央駅近辺で泊まるとなると、ちょっと明日の時間を持て余してしまう。なので、せっかくなので川内へ行ってみよう(唐突だな)。川内は、現在では肥薩おれんじ鉄道の始発駅。そこまではJR線なので、いけるギリギリまで行ってしまおうという魂胆。ここで泊まっても明日の移動には支障は全くなさそうだ。鹿児島中央で5分の乗り換えをして川内行きに乗る。車内でようやく車掌に18きっぷの印を押してもらうことができた。川内までの路線は、鹿児島の中心部が絡む線でもあって、利用者はそれなりにあるが、串木野でほとんどの人が降りてしまい、終点の川内まで乗る人はわずかだった。
18:52川内駅着。駅前のターミナルは意外と広い。レンタカー店などもあり、新幹線の需要を見込んでのことだろうか。日曜日の夜、駅前はかなり寂しく感じられた。新幹線の需要が見当違いでなければいいが…。駅近くの宿をとって、今日は早めの就寝。仕事疲れは早めに抜いておかなくては。
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