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いろいろな疑問−神代文字についての対話− http://www.hoops.ne.jp/~simasiba/hotuma-singi-moji01.htm
神代文字と呼ばれるものは多くの種類があり、それらについては諸説ありますが、神代文字の多くは江戸時代以降に作られた偽物とされています。漢字伝来以前になんらかの記号として存在した可能性はありますが、「文字」と呼べるものだったのかどうかは疑わしいようです。たとえそのような「文字」が存在したとしても、岡田光玉氏の言うように、ムー大陸で作られ、世界中のすべての文字の起源として存在したという可能性はほぼゼロでしょう。 (4.真光、ムー大陸、そして天皇崇拝、参照)
<以下抜粋>
(・_・) 当たり前といえば当たり前なんですが、漢字伝来以前、日本に何らかの文字的な記号が存在した可能性は誰にも否定できません。ただ、問題は、そのような記号が存在したとして、 (1)それが「文字」といえるほど高度に発達したものであったか ということと、 (2)それと、江戸時代以降に頻出する「神代文字」に関連性があるか ということです。 (もし、仮に(1) が成立したとしても、(2)が成立するとは限らない。) (・_・) で。(1)ですが、彦島の岩刻文字(ペトログラフ)は、「研究者」の川崎真治氏の言うところ(『日本最古の文字と女神図像』)を信じれば、甲骨文字やインダス文字やシナイ半島のアルファベットやバビロン・シュメールの楔型文字がデタラメに混在している、という訳の判らない代物らしいので、まず簡単に信用できるものではないと思います。 ぼく自身、この考古学的な問題について詳しく調べているわけではないので、あまり断定的なことは言えませんが、(1)の成立する余地はかなり低そうに思います。 (・_・) (2)について。 神代文字否定論の最大の根拠は、ほとんどの「神代文字」とされるものは、字数(音数)が47〜50しかなく、上代特殊仮名遣を無視していることです。 (松本善之助氏の本を読んでいるのであれば、上代特殊仮名遣についてはおわかりですよね。氏は上代特殊仮名遣が将来的に否定される可能性についても述べていますが、残念ながらこれは氏の希望的観測にすぎません。) しかも、ホツマ文字は、明らかに母音記号と子音記号の組み合わせから構成されており、これは50音表の存在が前提であると考えるのが自然です。少なくとも、仮名文字が創られる以前の文字とは極めて考えにくいものです。 ……要するに。「学界から排除される」にはそれ相応の理由があるってことです。 Top
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